まだまだ下がる?住宅ローン金利

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あっという間に7月も終わりですね。

いよいよ夏休みのシーズンに入りました。

 

あなたは家族旅行の計画はありますか?

 

マイホーム予算診断書を作るときに、

旅行の頻度などをお聞きするのですが

夏休みは特別支出が多くなる時期です。

 

夏休みに使う分はもちろんOKですが

財布の紐が緩みっぱなしにならない

ように注意をしておきたいところです。

 

我が家では妻の実家が遠方のため、

毎年帰省が恒例行事になっています。

 

同じようにご実家が遠方な方は、

帰省費用もそれなりの支出になると

思います。

 

以前に面談した九州の方は、

帰省費用で年間100万円かかると

言ってましたし、

 

関東の方も帰省費用で年間30万円ほど

計上していました。

 

こうなると新潟に実家があるか

そうでないかで

 

無理のない借入金額も微妙に

変わってくるのです。

 

家計に与える影響が多いので、

当然ですね。

 

 

8月1日金利が下がります

 

 

さて、去年もそうだったのですが、

なぜか8月は住宅ローン金利が下がる。

 

もう絶対にこれ以上下がらないだろう

と思っていた金利が、

 

一部金融機関にて8月1日から

下がるようです。

 

私が住宅ローンを借り換えたときで

すら10年固定金利は1.20%で

あったのに、

 

なんと新潟の金融機関でも

0.75%まで金利が下がるようです。

 

うーん、下がるところまで

いったよなあという感じです。

 

変動金利は実質0.725%で、

新潟の金融機関では横並びですが、

 

ちかいうちに0.699%とかを

どこかが仕掛けてくるかも

しれません。

 

銀行間の熾烈な戦いはまだまだ

続くようです。

 

 

第四と北越は本当に合併するのか?

 

 

九州のほうでも地方銀行の合併が

ニュースになっています。

 

シェアの大きすぎる銀行が合併

することで力を持ちすぎて競争が

生まれないという懸念が生じる、

 

いわゆる独占禁止法で引っかかって

いるようです。

 

公正取引委員会という機関の

理解を得らない場合は、

 

「統合の断念もあり得る」との

認識を示したそうです。

 

これともちろん同列に見れませんが、

 

新潟の第四銀行と北越銀行も

合併についてより詳細審査が

必要であるという報告が

 

7月19日に公正取引委員会から

発信されていました。

 

手を取り合って戦おう!

 

というのもすんなりといくかは

まだ何とも言えないですね。

 

消費者としては今のように、

競争が起きやすい環境であった方が

有利なローンを組めるのは

間違いないでしょう。

 

 

しかし、

 

下がりすぎた住宅ローン金利を

見ると余計なお世話ながら、

銀行を心配に思ってしまいます。

 

 

適正から外れているもの

 

 

今現在住宅ローン金利は、

適正から明らかに下方向に

振れています。

 

なので借りるほうとして、

あなたの返済能力が十分であれば

ビッグチャンスなのは間違いありません。

 

これと同じように、

 

今現在不動産価格も適正から離れ、

高騰しています。

 

新潟の女池エリアではありえない

上昇率で高騰をしています。

 

同じく中心部のマンションも

上昇傾向が顕著です。

 

「15年住んだのに、

買値から300万円しか下がらなかった」

 

「買った時より高く売れた」

 

なんて話を最近よく聞きます。

 

この場合は、

 

地主さんやマンションを買った人、

いわゆる“売る”側の人は、

最大のチャンス到来ですが、

 

買う方としては、

高値掴みになる可能性は

否めません。

 

しかしみんながどうしても

欲しいからそうなるわけで、

 

金銭の問題よりも

もうどうしてもそこがいいという

気持ちの問題なのでしょう。

 

どちらを優先するかは、

あなたの返済能力と相談です。

 

 

クールダウン必須

 

 

物件を探し始めて間もない人は、

購入を急かされて

 

いますぐ決めなきゃ!

 

となってしまう傾向があります。

 

市場に出ている物件数が少ないので

そうなってしまう理由も分かります。

 

しかし何度も言うようで恐縮ですが、

あなたが家を買おうと思った時は、

 

物件から見るのではなく、

まずは無理のない購入予算を

決めてから動くことです。

 

予算を決めないで物件を見ると、

当然いい物件が欲しくなり、

 

家計の許容を超えてしまっている

というリスクを抱えることになります。

 

さらに住宅ローンを変動金利で

借りた場合は、

 

見合わない借入額プラス、

変動するローンのWリスクになります。

 

これは貯金の全額を株やFXで

運用しているのと、

 

同じようなリスクと言っても

過言ではありません。

 

普段は株なんかやらないのに、

 

家という借金は莫大で、

なおかつ変動リスクがある。

 

普通に家づくりを考えて進めると、

こういう結果になりやすいのが怖いところです。

 

暑い時期こそクールダウンで

身の丈にあった計画をしっかりと

考えていきましょう。

 

 

PS

 

お盆前の初回面談受付は終了しました。

 

お盆休み期間に家族で話し合って、

 

 ・家づくりを始めてみようと思った方

・資金計画からしっかりと考えたい方

・家づくりで失敗したくない方

 

 ぜひご相談にいらしてください。

 

17日以降の予約を現在受付中です。

 問い合わせフォームよりご予約ください。 

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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