
マニュフェストにみる住宅政策
今週末は衆議院選挙ですね。
来年から日本の景気はどうなるのだろう?
住宅ローンの金利はどうなるのだろう?
自分なりにいろいろ考えていたところ、マニュフェストにいろいろ書いてあるよと教えてもらいました。
そうなんですかと思って早速チェックしてみたらいろいろ確かにいろいろ書いてありました。
まだ決まったわけではありませんが、多くの新聞やニュースなどの世論調査で政権を取るであろうと予測されている政党のマニュフェストにはこう書いてありました。
住宅ローン減税は引き続き実施
住宅ローン減税制度とは、
住宅ローンの借り入れ額と年収(正式には納税額)に応じて10年間、
税金が控除される制度です。
ざっくり言うと、
年末の源泉徴収票に書いてある”源泉徴収税”がキャッシュバック、
さらに住民税が少なくなり毎月の手取り金額が増える制度です。
この制度は引き続き実施されるようです。
これから家を作る方には恩恵が一番大きいのでまずは一安心です。
最大30万円の住まい給付金給付
こちらもざっくり言うと年収の目安として
510万円以下の方に最大30万円がもらえる制度です。
この制度も継続されるようです。
家を建て終わってから現金がそのままもらえます。
あまり知っている人が少ないようですので、
確実に申請してもらっていきたいですね。
さて、ここからは新しい(とうよりも復活)制度になります。
フラット35さらに金利引き下げ(か?)
フラット35とは35年固定の住宅ローンのことです。
最初から最後まで返済額が変わらないローンです。
将来の住宅ローンの金利が上がるかどうか心配なかたに
人気のある住宅ローンです。
実は現在も省エネや耐震性などの基準を条件を満たすと、
最初の10年間が更に0.3%金利引き下げという特典があります。
新しい制度ではさらにこれよりも0.3%引き下げされるのて
合計0.6%の金利優遇が実施されるのではないかと予測されています。
新しい制度がどうなるのか注目です。
エコポイントの復活(か?)
これから取得する家が国の省エネ基準を満たしていると、
ポイントがもらえるという制度です。
以前の時は30万ポイントでした。
半分は被災地のギフトと交換、
残り半分は現金値引きに充当できる制度だったように思います。
当時住宅営業をしていた私は、
ポイントでカニなどの現地の特産品と交換できるので
カニパーティができますねなんて言っていたのを思い出します。
きっと今回も同じようになると思うのですが、
もらえるにこしたことはないですね。
それで結局いくらお得になるの?
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モデルケースをみていきましょう。
年収500万円(4人家族、子どもふたり)
住宅ローン:3000万円 35年返済
35年固定 フラット35金利1.56%
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国土交通省が提供している「かんたんシミュレーション」と
住宅金融支援機構が提供している「返済シミュレーション」を
利用して試算してみました。
このとき、、、、
住宅ローン減税で戻ってくる額
・2,184,000円
住まい給付金でもらえる額
・200,000円
フラット35金利引き下げで減る利息(予測)
・892,691円
エコポイントでもらえる額(予測)
・300,000円
恩恵は3,576,691円
※あくまでも予測制度での概算です。
今までは238万円を実質もらうことができていたのに対して、
新しい制度が決まるとさらに30万円プラスされるのではないかと思われます。
さらにもともとフラット35を考えていたかたであれば、
約90万円の利息軽減効果があるといった感じです。
まだ新しい2つの制度は決まったわけではありませんが、
もし決まったらどの制度ももれなくお得に使っていきたいですね。
もちろん新潟住まいのお金相談室では、
こういった制度をもれなく最も効率的に利用できるような方法を
あなたと一緒に考えます。
新潟住まいのお金相談室にいろいろ相談してみたいというあなたは、
まずはマイホーム予算診断サービスからおすすみください。
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