新潟の住宅金額の実際、お教えします。

From:昆知宏@新潟住まいのお金相談室

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先日ニュースを見ていたら、

世の中のサラリーマンは、

 

昼食にいくら使っているのか?

という興味深いテーマがありました。

 

小遣い制の家庭では、

昼食代もお小遣いに含むことが多く

昼食の金額は非常にシビアですよね。

 

この調査によると、

昼食代の予算は500円までと

している人がもっとも多くを

占めるようです。

 

なんともリアルな数値。

 

私はどうだろうと振り返ってみると、

ラーメン屋さんに行けば800円位。

その他のお店でもだいたい700円位。

 

月に2回くらいは原価率研究所の

200円カレーを食べているし、

 

面倒な時は事務所近くのスーパーで

300~400円の弁当を買っているので

 

平均するとだいたいやっぱり500円

くらいなのかなあと思います。

 

もちろんお金を多く出せば出すほど

食事のおいしさや満足度は上がります。

 

例えば先日、

古町の回らない寿司屋さんに

ランチに連れていってもらったのですが、

(奢ってもらっちゃいました!)

 

そのお値段は3,000円でした。

 

味の方はというと、

旬な食材をふんだんに使用し、

 

食材に合わせた味付けで食材の

うまみを最大限に味わえるご提案。

 

一つ一つこれはこういう味付けで、

うまいんですよと教えてくれます。

 

いわゆる醤油を直接つけて食べたのは

10カン中、1カンだけ。

 

中でも梅のペーストに岩塩をかけて

食す白身魚が最高においしかったです。

 

大将は、

 

「いい“あんばい”ってよく言うでしょ。

それは“あんばい”って塩梅って書くから

なんだよって。」

 

なるほど。

 

たしかにめちゃくちゃうまいです。大将。

 

 

住宅購入の平均値

 

 

お金をかければ美味しいものが

食べられるのと同じように、

 

お金をかければ希望の叶った

住宅が建てたれるとうのも

また事実。

 

でもでも、

 

希望を100%叶えたらとんでもなく

予算オーバーすることなんて

百も承知。

 

実際のランチの平均価格のように、

 

じゃあ、実際のところの住宅の

平均値ってどうなの?

って気になりませんか?

 

チラシを見ても結局いくらなのか?

住宅の価格はいつでもブラックボックス。

 

建物の本体価格と別途工事、附帯工事。

なんのこっちゃという感じです。

 

例えば本体価格が1,500万円くらいでも、

トータルで2,000万円を超えることは

よくあります。

 

むしろそれが普通です。

 

もったいぶらないで話しますね。

 

新潟住まいのお金相談室で、

家が完成するまで支援をさせて

いただいた、

 

最近10組のお客さんの平均値を

出してみました。

 

建てる会社はバラバラなので、

非常に現実的な金額かと思います。

 

金額が大きくなる2世帯住宅を除き、

すべて注文住宅です。

 

マンションや中古住宅、

建売住宅は含みません。

 

 

コミコミ平均2,227万円

 

 

さてあなたはこれを見て高いと思いましたか?

安いと思いましたか?

 

家を価格は出来るだけ抑えたいと

思いつつ、

 

自分たちの要望はできるだけ

叶えていきたい。

 

この両極の間で思考を巡らせ、

最終的に着地する現実金額は

こんな感じになりました。

 

新潟でこれから家を建てるあなたに

とってリアルな数字です。

 

土地代金が1,000万円ほど追加され

土地の仲介手数料や銀行手数料や

税金、火災保険料などが加算されると

合計でだいたい150~200万円。

 

いわゆる最終的な総合価格は、

3,500万円くらいになります。

 

ちなみに頭金(自己資金)の平均値は

300万円~500万円くらいなので、

 

住宅ローンは3,000万円前後で

組む方が最も多いゾーンとなります。

 

 

実際の維持費とは?

 

 

この時3,000万円を35年返済に

すると変動金利で借りた場合、

 

毎月の住宅ローン返済額は、

約81,000円となります。

 

これにプラスして固定資産税が

月に10,000円前後かかってきますから

 

約90,000円の支出が35年間続きます。

 

その他には、

20年後には外壁リフォームや

設備補修が必要になり

 

これが合計200万円だとすると、

20年で割った時に月々8,000円程度。

 

火災保険が年間30,000円位だとすると、

月々2,500円程度。

 

全部足すと住宅を維持するのに

かかる費用はやっぱりだいたい

月々換算で約10万円になります。

 

さて、あなたはこのお金を長期的に

払っていけそうでしょうか?

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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