新潟の液状化現象と地震保険を考える

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北海道で震度7の地震がありました。

 

被害に遭われた方々には、

心よりお見舞い申し上げます。

 

テレビの映像を見て私が、

衝撃を受けたのは、

”液状化現象”の映像でした。

 

地面がグニャグニャになって

しまっており建物もかなりの

角度で傾いてしまっています。

 

これを見て思うのは、

 

建物を地震に強い構造の

”耐震等級3”とか”制震”とか

どんなに立派に作ったとしても、

 

地面が動いてしまったら、

建物のダメージはなくても

 

住み続けるのは難しいと

いうことです。

 

そして私たちの住む新潟では

液状化現象のリスクが

とても高いのです。

 

 

液状化しやすさマップ

 

 

新潟市のホームページには

液状化のリスクを示した

マップが載っています。

 

2018-09-08

こんな感じです。

 

新潟市液状化マップで

ググっていただくと同じものを

詳細に見ることができます。

 

赤色が濃いほどリスクが高まります。

ちなみに私の自宅は危険度2。

 

なので新潟市内では比較的

リスクは低めのようです。

 

・・・のようですと書いたのは、

土地を買った時に全くもって

気にしていなかったからです。

 

我が家は新築時に地震保険に

加入せず今も未加入のままです。

 

いざ新潟に地震が来て、

家が傾てしまったときに、

何の保証もないことを意味します。

 

 

地震保険に入るかどうか?

 

 

地震保険は地震による建物の

倒壊により保険が出るという

イメージの方が多いと思います。

 

事実私も昔はそうで、

最近の耐震技術で作って

 

性能証明書もある家に、

 

「地震保険はいらないだろう」

 

とずっと未加入のままでいました。

 

しかしながら、

 

今回のように地盤そのものが

動いてしまった場合は、

 

建物が無傷でも建物に住むことが

できません。

 

地震による液状化現象の被害に

遭った時は、その傾斜によって

損害判定されますので、

 

傾斜が3度以上となれば、

全損判定とされます。

 

つまり全額ではありませんが

保険がおります。

 

 

新潟市では必須とも考えられる

 

 

新潟市の液状化マップを見る限り

どこに住んでいてもリスクは

高めと読み取ることができます。

 

そういう意味では地震保険は

必須なのかもしれません。

 

保険とはむやみやたらに

入るものではなく

 

事が起きてしまった時に

 

”貯金ではどうすることも

できないことだけ”

 

加入の意味があります。

 

 

その観点で見ると、

 

今ここで家が住めなくなったのに

住宅ローンが残るというのは

 

我が家では許容できない事実と

妻と話した結果なりました。

 

政府の地震調査研究所によると

新潟で巨大地震が起こる確率は、

非常に低いと言われています。

 

しかし地震はいつ起こるか分かりません。

 

低確率でも起きてしまったら

一撃で家計が破壊され、

 

財産が単なる負債になるのは、

怖すぎます。

 

私は家を建てて7年目。

 

今さらながら地震保険に

入ることにしました。

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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