住宅ローンを夫婦連帯で組もうと思っている方へ

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ケース1:世帯年収300万円で約2,500万円。

 

毎月の手取り20万円、ボーナスなし。

月々の返済額約75,000円。

 

手取りに締めるローンの割合は、

35~40%。

 

結構な支出ですよね。

 

ケース2:世帯年収500万円で約4,800万円。

ケース3:世帯年収800万円で約7,700万円。

 

これ何の話かというと、

借りようと思えば借りられる額の

限度額の話です。

 

夫婦で働いていれば年収500万円や

年収800万円はかなり現実的ですが、

 

この時の借入可能額が

4,800~7,700万円というのは

ただただびっくりな額です。

 

年収が大きくなると驚きますが、

年収300万円で2,500万円借りる

行為も危険度は全く一緒です。

 

私が家を建てた当時、

私の年収は300万円前半でした。

 

住宅ローンは私一人で申し込み

希望額が通ったのは今でも驚きます。

 

 

借りられる額、返せる額

 

 

あなたも想像できると思いますが、

借りられる額と返せる額は

全く異なるものです。

 

奥さんが働いていて、

共働きだったとしても、

 

子どもの出産後に今まで通りの

勤務を続けられるかどうかの

保証はありませんから、

 

共働き前提でローン返済を

計算しすぎると危ないかも・・・

 

というのを個人的に実感します。

 

私は家を建てたときは、

まだ子どももおらず深く考えて

いませんでしたが、

 

(というか子どもがいる生活や

家計をイメージできなかった。)

 

妻の仕事が様々な理由で

正社員でなくなる可能性を

 

見積もっていた以上に

高いことを知りました。

 

 

 

子どもが生まれると家計は変わる

 

 

 

というのも息子は幸いにして、

スーパー頑丈なので、

 

今年に入ってから保育園から

一度も呼び出しをされてないのですが

 

頻繁に熱を出して呼ばれたりすれば

理想と現実の折り合いをつける

ことは難しいのではと思うのです。

 

実際、相談者の方や友達のリアルを

見ているとそんな感じで

 

実家が近かったり同居をしている人は

親に頼ったりしてなんとなるのですが

 

そうではない場合であったり、

職場がそういう事を許さない空気の時

 

夫婦どちらかの仕事継続が困難になる

可能性が思うより高いことを知ります。

 

 

 

都会はなおさら深刻

 

 

特に大都市の場合は、

2人目を産んだら1人目は保育園から

一度出ないといけなかったり、

 

2人とも保育園に入れなかったり、

1人目と2人目が全くかけ離れた

園の場所には入れなかったり

することもあるようで、

 

そうなると仕事に完全に支障が

出てしまいます。

 

それは収入が減るということです。

 

都会は世帯主の給料が高くないと

やっていけない理由がよく分かります。

 

年収の割に豊かではないし、

例えば夫が残業ばかりの職場で、

妻が子育てを理由に離職した場合

 

遅くまで帰れない旦那に、

一日中子どもと一緒で休めない奥さん

 

そしてローン返済が重くのしかかり、

金銭的にも精神的にも満たされない

 

ということが高確率で発生するわけです。

 

もちろん新潟でも似たようなケースは

起こる可能性はあります。

 

もしあなたが子育てで頼れる存在が

少なかったとしたら、

 

住宅ローン借入金額は特にシビアに

見ておくべきのようです。

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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