9割が住宅取得に不安。その理由は?

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私が家を建てたのは今から6年前。

まだこの仕事をしていなかった時です。

 

当時の年収は300万円前半。

 

年功序列な会社で40代になっても

年収は400万円ちょうどくらい。

 

本当に家を買ってもいいのだろうか?

不安でしょうがなかった覚えがあります。

 

でもなんとなく家を買う流れになり、

何とかなると思って購入をしました。

(なんとも曖昧な理由です)

 

あれだけ不安に思ったのに、

結局のところ住宅ローンの金利を

インターネットで調べる程度で、

 

返済額を家賃並みに合わせようと

していたくらいです。

 

ほかに何をしたら良いのか、

全然当時は分かりませんでした。

 

今なら鮮明に分かるのに、

これって本当に不思議なことです。

 

 

9割がマイホーム取得に不安を感じている

 

 

フェイスブックを眺めていたら、

興味深い記事が出てきました。

 

ハイアスアンドカンパニーという

住宅関連の会社が、

 

現在の住まいが持ち家ではない

全国の20代から40代の男女に

調査した結果によると、

 

マイホーム取得予定の意向がある

と答えた人(296名)のうち、

 

88.9%が不安に感じたことが

あると答えたそうです。

 

そしてその不安の具体的内容に

ついては、

 

「無理のない返済計画が立てられるか」

 

が59.3%と最多の理由とのことでした。

 

 

私は相談する相手を間違った

 

 

思い返せば、私も家を建てる時に

かなり心配をしていたので、

 

ファイナンシャルプランナーに

相談を実際しました。

 

しかし、長期にわたって返せるか

どうかの話ではなく、

 

結局は保険の話になってしまい、

新しい保険に6本ほど加入し、

根本的な問題は解決するどころか、

 

保険による家計負担が

上がってしまったという

事実を作ってしまいました。

 

考えてみれば当たり前です。

 

無料相談で完全たる善意で

仕事として相談に乗ってくる人は

存在しえないということです。

 

その人にだって生活があります。

 

今なら瞬時に分かりますが、

自分の売りたい商品へ、

マイホーム購入の不安を利用して

誘導されただけだったのです。

 

思えば疑問だからなのですが、

何も知らなかった私は、

 

当たり前のように保険によって

家計を圧迫してしまっていたのです。

 

 

人は長期で考えるのが苦手です

 

 

1年、2年先の未来はなんとなく

イメージできるものの、

 

5年、10年となると、

途端にイメージが難しくなります。

 

それが住宅ローンを完済する

30年、35年先と言ったら、

もう何も見えないのが普通でしょう。

 

全く見えなくて、

イメージすることも困難。。。

 

分からないと怖い。

 

つまり、不安の正体はここなわけです。

 

目の前の家計を見直すことは、

分かりやすく、すぐに結果が

見れるので多くの無料サービスが

存在します。

 

しかし無料やることに関しては、

どうしても、

 

買ってほしい何かへ誘導せざるを

得ません。

 

私はこれが嫌で独立をしたわけです。

 

家を建てる時に、

お金を払ってもでも中立で相談できる

相手がいたらすごくいいのになあ・・

 

誰かいないのかなあ・・・

いないみたいだなあ・・・

 

(そうだ!)

「だったら自分でやろう!」

 

というのが今私がこの仕事を

しているきっかけです。

 

家を建てる前の“不安”を解決したいなら、

あなたの家計を第3者と長期の目線で

客観的に見るだけでよいのです。

 

そこで判明した事実とどう向き合うか。

これが大事なのです。

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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