新潟の住宅業界で一番忙しい時。
いつだか分かりますか?
それは、ゴールデンウイークなんです。
これから家を建てたいと思う人を
もっとも集客できるいわば、
住宅業界の書き入れ時。
しかし今年は展示場のイベント中止。
完成見学会も自粛傾向。
例年であれば今くらいから家づくりを
考えて来年の3月までに完成を
目指す人が多いのですが、
(今から考えるとちょうどいいくらいになる)
今年はこのご時世のせいか、
家を建てたいと思う人の波が
いつもと違う感じになりそうです。
私もこのGWはSTAYHOMEです。
例年なら県外にお出かけ!
というところですが今年は
することがありません。。。
じゃあ家で子どもたちと
餃子パーティーか
お好み焼きパーティーでも
しようかなと思ったら、
餃子の皮もお好み焼き粉も
現在バカ売れ中みたいですね。
みんな考えることは同じです(笑)
いまみんなが考えていること
こんな状況でこれから家づくりを
考えている方にどういうことが
起こっているか。
私が客観的に見た感じだと、
買いたい意思はあるものの
今買って良いのか?
今動いていいのか?
本当に迷っている方が多いです。
この点に関しては、
収入面に影響が出なそうなのであれば
私は通常通りで良いと思います。
工事が遅延するなどのリスクは
ありますが、
絶対に〇月〇日までに住まなければ
ならないという条件がなければ
許容範囲かと思います。
今のところ工事に極端に致命的な
遅れが出ている状況ではありません。
職場の今後の状況に不安があれば
緊急事態宣言解除までは様子見、
特に職場が影響を受けなければ
通常通り動いて問題ないでしょう。
業界の傾向としての懸念
私の感覚だと4月以降の集客が
前年比60%くらいになっている
印象を受けます。
他業界と比べてそこまで致命的に
落ちているわけではありませんが
大きなマイナスであることには
変わりありません。
営業をしたことがある方なら
お分かりかと思いますが、
企業はどんなときも前年比で
業績を評価します。
一番の書き入れ時を失ったツケは
どこかで挽回する必要があります。
住宅会社も売上を確保するために
少しでも前年比減を少なくするために
いつもよりもこれから営業に力が
入るのは確実です。
強気の値引きやキャンペーンなども
出てくるかもしれません。
上手く立ち回ればお得に買える
かもしれませんが、
お得情報に強く振り回されて勢いで
希望とは違う家を契約してしまった...
という展開にはならないように
特に注意が必要でしょう。
ネットの情報収取に偏りすぎるのは危険
リアルなイベントが自粛傾向にあり
今年は特にネット中心の情報収集に
偏ってしまうことが予想されます。
何気なくネット検索をしていると
ネット広告費用を多く出している
特定業者へと誘導されやすいように
ネット上は設計されています。
ホームページというのは
ある意味チラシと同じようなもので
当然ながら”いいこと”しか
載っていませんよね。
”悪いこと”もネットで調べれば
書いてあることもありますが、
これもあまりあてになりません。
一番大切なのは、
あなた自身が実際に会社を訪問し
人と会い、話をしっかり聞き
あなた自身の感覚で相手を見極めること。
今年はその機会が大きく減っているのです。
つまり情報不足のままの状態で、
「金額も悪くないし、
ほかも見てないけど
総合的に悪くなさそうだし
決めちゃおうか。」
↓
「実際に打ち合わせを進めていくと
なんとなく違和感を感じ始める。」
↓
「コロナが終息したときに試しに
他も見に行ってみたらすごく
良かったけどもう契約済み。。。」
なんて流れが起こりやすいだろうと
予想されます。
私も住宅会社の営業をしていた時に
既に建てるところを決めた(契約済)
のに見学会に来られる方が
多くいらっしゃいました。
その多くの方が、
「やっぱりこっちにすれば良かった。」
とおっしゃるのです。
決めたのに他に来ている様子から
何かしらの不満があるから
そういう行動になるのだと思いますが、
今年はリアルな情報収集の機会が
減っているため同じようなことに
なりやすいのかなと思います。
特に注文住宅を考えている方は、
会社選定、担当者によって
家の出来映えは大きく変わります。
一生に一回のプロジェクトですから
焦らずにじっくりといきましょう。
< p>PS
GWで時間がある方は
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どんな状況下でも家づくりで
失敗しない秘訣が書いてあります。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。