25歳。生涯設計を全否定

月の一度の土曜日出社。

 

土曜日に仕事に出たって別にやることないんだから、

休みにしてくれればいいのに・・・

 

こう思いながらの嫌々出社。

 

私が昔勤めていた商社でのこと。

 

第1土曜日は15人ほどの営業員が全員集まって、

営業会議をする日。

 

「こんな会議なんてしなくてもよくね」

 

こんな声がこぼれる中、そんな声は毎回かき消され

この日も予定通りに会議は進行。

 

そして会議終了の定刻午後3時。

 

さあ、今日ももう少しで帰れると思ったところで

様子が一変。

 

3時とともにピカピカの靴にパリッと決めた

スーツの男が突如として現れた。

 

明らかに眩しいデキるオーラ。

 

そしてその男が開口一番こういった

 

「これからみなさんの生涯設計について考えます。」

 

はっ???

 

いきなりみんなが騒ぎ始める。

 

そして常務が口を開いた。

 

「今日は知り合いの保険会社の人に来てもらった。

みんなの生涯設計を一緒に作ってもらうことにした。

この人の話を聞くように!」

 

当時25歳の私は、

住宅購入はおろか、

自分の人生自体も定まっていないのに、

そんなんできるわけないだろうと

反発心を持ちました。

 

会社に入って上司に反抗しているなんて

とんでもないやつです。

 

保険会社のファイナンシャルプランナーは続けます。

 

「結婚予定はいつですか?」

「住宅はいつ頃購入しますか?」

「何年に一回くらい海外旅行いきたいですか?」

 

この決まりきった質問にイライラは増していき、

 

内心

「知るかそんなん。そんな決まりきった人生なんて

送りたくないわ!」

 

「ただでさえ給料多くないのに人生プランなんて立てられない。

そもそも会社って30年後も存在しているの?」

 

「あーもう帰りたい」

 

こんな感じで適当に聞き流していたら、

今度はライフプランシートが配られる。

 

このときは結局何を書いたかも覚えてないくらい

適当に書きました、

 

しかし、いまそんな自分がライフプランを

作ることを仕事にしているんだから人生分からないものです。

 

目標がないと目標は達成できない

 

あれから7年・・・

 

25歳の自分がなぜライフプランをたてることに

嫌悪感を抱いたのか?

 

それは自分には必要ないものだと思ったからですね。

 

いらない人にとってはどんなに高価なものでも

それはじゃまな存在でしかありません。

 

しかし、住宅購入をきっかけにして家計は激変し

30歳前という今後の人生を真剣に考えなければいけない

局面に立たされたとき、

 

私ははじめて自分のライフプランを作ってみようと

思いました。

 

今まで何とかなるだろう。

なるようになるさと思っていましたが、

 

なんとかならないということを自覚したんです。

 

年収だって上限が見えた。

自分の欲しいもの成し遂げたいものを、

このままいくと何も実現できない。

 

それだったら自分の得たい収入目標。

自分が人生で成し遂げたいこと。

 

これを実現するにはどうしたらいいのだろうか。

 

全部、紙に書き出しました。

 

そして今のままで行った場合の

ライフプランを作ってみたら、

とっても微妙な結果になってしました。

 

これを見て決意。

未来は自分で変えよう。

 

そう、、、目標を視覚化すると、

目標に向けて努力できることを知りました。

 

あなたの過去5年はどうですか?

 

5年なんてあっという間。

私の過去5年は、

 

5年前、家を建てることを考えた

4年前、家が完成した。

4年前、転職した。

1年前、会社を辞めて一人旅に出た

1年前、サラリーマンを辞めて独立した。

 

私はこの5年間のスピードに驚きと

ショックを感じました。

 

今から何年も先のことなんて考えたって

意味ないって今まで思ってきたけれど、

 

今から4年前から何年も先のことを考えて

生き始めてから人生は大きな変化を遂げました。

 

この5年サイクルがあと4回転でもう50歳だし、

8サイクルしたら70歳。

 

「人生あっという間かも」ではなく、

「あ、人生あっという間だ」と実感します。

 

なので明確な目標とまでもいかないまでも

人生において”お金のベンチマーク”を持つと、

 

あなたは多くのお金を手にすることができるかもしれないし、

お金よりも大切な時間と自由を手に入れることが

できるようになるかもしれません。

 

家族の未来一度予見してみる?

 

生涯設計とは自分の未来をシミュレーションしてみること。

生涯設計とは、「ライフプラン」ともいいます。

 

 

このライフプランを作ると、

 

お金で解決できる目標は解決できるようになります。

 

目標を決めてそれに向けてがんばるのだから当然です。

 

つまり自分(家族)が何をしたいのかが明確になります。

 

そんなに多くのお金を手にしなくても、

家を建ててからもお金に苦労せず家族で幸せな生活を

送りたい・・・

 

早期にリタイアして本当にやりたかったことを

やってみたい・・・

 

自分たちがどれくらいのお金を使うのかを

把握できると不思議や不思議、

未来のお金の不安が薄れていきます。

 

そしてお金の不安が解消された時、

あなたの欲しいものはお金で買えないものだと

気づくはずです。

 

その”何か”が明確になり、

人生でそれを手に入れようと努力する時間、

手にしたときの喜び。

 

これこそが輝く人生なのかと最近考えました。

 

 

あれから40年・・・

 

「新婚時代は手を取り合いながら生きてきました。

あれから40年。

今は財産を取り合いながら生きています。」

 

なんて、

きみまろさんのネタみたいにならないように、

 

ぜひ夫婦で家族で素晴らしい未来を作り上げてください。

 

家づくりをきっかけにお金のことを真剣に

考えれば人生は変わる。

 

それが生涯の設計図になるかもしれません。

 

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6月の新規相談者の募集は終了しました。

ありがとうございました。

 

あなたのライフプランを丁寧に作り上げたいのと、

お金のことだけでなくいろいろお話ししたいので、

多くの方の募集はしておりません。

 

7月の土日は

2週と4週のみ空きがあります。

 

平日は柔軟に対応できますので、

”真剣にお金のことに向き合ってみたい方”は

ぜひお気軽にお越しください。

 

いろいろお話しましょう^^

 

ご予約は下記フォームから、

常時受け付けしております。

 

 

https://niigata-money.com/contact/

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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