ちょっと前の2月3日金曜日、節分。
「おにーーは、外!」
「ふくはーー、内!」
みなさんもやりましたか?
そんな節分のさなか、
株を買っていた人は
気が気でない出来事が起きました。
株価の大暴落です。
株に興味がない人も、
これは知っておいて損はない
教訓になりますので
ぜひ目を通してください。
今回の株の暴落の発端は、
アメリカの統計数値が
”良すぎた”ために、
警戒感から株を売る動きが
加速して止まらなくなって
しまったようです。
良すぎても下がってしまうなんて
「なんだそれ!?」
という感じですよね。
ここ最近アメリカを始めたとした
世界経済は超好調だったので、
高いリスクを背負ってまで、
投資をしていた人たちは、
一気に冷や水を浴びせられた
恰好となります。
資金が3日で半分?ゼロ?
今回の暴落は、
ニュースでよくやっている
『日経平均株価』で見ると、
約24,000円→21,500円
になったため今のところ
10~15%程度のマイナスに
なった程度です。
10万円投資していたら、
85,000円くらいになっちゃった
というものですね。
これくらいかわいいものですが、
株をやっている人の中には、
借金をして手持ちの100万円を
10倍にして大きな原資を作り
利益を得ている人も多く、
調子がいい時は莫大な
利益を得られる一方、
今回のようなことが起きると、
一瞬にして借金になるという
ことも起こりえるわけです。
中には今回の暴落で、
紙屑と化したものもありました。
ある日突然の自己責任
最近話題のコインチェックも
似たようなことを言われていますが、
(ちょっと問題は違いますが)
投資の基本は自己責任です。
株の暴落で、
いわゆるお偉いさんの方も、
「リスクについては
説明資料に書いてあるため、
買った人は運が悪いと
しか言えない」
とコメントしたそうで、
全くもってその通りです。
「昆さん、分かったけど、
私、株とかやらないから
関係ないんだけど。」
と感想をお持ちの方は、
ちょっと待ってください。
住宅購入も立派な投資なんです。
あなたも無関係ではない
住宅ローンを変動で組めば、
”ある日突然!?”
の可能性が家計に発生します。
実際には金利上昇が起きるか
どうかは知りませんが、
あなたは金利上昇のリスクを
背負うことになります。
もちろんあなたが印鑑証明書を
添付して「どっちが上だっけ?」
と言いながら実印をしっかり押す、
住宅ローン契約書には、
しっかり書いてあります。
ある日突然、金利が上昇に
転じたときにあなたの
家計は大丈夫でしょうか?
急激に上昇を続ける金利を見て
あなたは冷静でいられる
でしょうか?
何%上昇まで家計が耐えられるか
借りる前にチェックはしましたでしょうか?
また、新潟では新築した住宅を
購入した時以上の額で売ることは
極めて困難ですから、
購入した瞬間に事実上の
数百万円の損失を抱えること
になります。
売りたいときに売りたい価格で
売れないことを、
”流動性リスク”
というのですがこのリスクを
ガッツリ背負うことになります。
特に諸費用まで借りるフルローンで
いくと100%確実に、
『住宅ローン > 売却価格』
となりますのであなたは、
かなりの貯蓄がないと
いかなる理由でも
住む場所を変えることが
できなくなります。
少し怖いことを書きましたが、
これらは住宅購入前に、
数字として把握しておけば
いいだけのことです。
あとはあなたが住宅にどこまで
リスクを取れるのかを
自己判断すればいいのです。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。