辞令は突然に・・・住宅購入と転勤

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辞令は突然に・・・

 

春は出会いと別れの季節。

 

今まで私を担当してくれていた、

金融関係の担当者の方々が

異動・転勤になってしまいました。

 

ケンミンショーの辞令を思い出します。

 

嬉しいことに優秀な方々は、

東京へ栄転していかれましたが、

 

「東京のラッシュが怖いんです。

毎日通勤ラッシュ1時間です。

 

仕事のレベルのやばそうで、

正直びくびくしています。」

 

とあまり嬉しそうでありませんでした(笑)

 

みな新潟出身の方ではなかったのですが

 

「新潟は本当良かった。

また戻ってきたいです。」

 

なんてお世辞でも言ってくれると、

新潟県民としては嬉しいですよね。

 

大企業にお勤めの皆さんは、

転勤が付いて回りますので、

 

家づくりをいつ始めるか、

どこで建てるのかは、

本当に悩ましいテーマです。

 

特に大企業は、

 

「家を建てたからには、

住宅ローンがあるんだから

 

会社をもうやめれないだろ!

(ヒッヒッヒッ・・・)」

 

とう理由かどうかは知りませんが、

新築後に容赦なく辞令が

出ることがあるようです。

 

・・・なんという怖さ。

 

 

住宅購入と転勤

 

 

では、転勤族は家を買わないほうが

いいのか!?

 

と言われると、

 

実際転勤族の方の多くは、

住宅を所有しています。

 

新潟住まいのお金相談室にも、

転勤族の相談者は結構多くて、

 

シビアなシミュレーションを

よく作っています。

 

打ち合わせ中に転勤になって人だっていました。

 

家を建てる予定でしたが

予定外の時期の辞令だったので、

 

その方は家族みんなで東京へ

行くことにしました。

 

あと1年辞令が遅かったら

新潟に家を建てご主人は、

 

単身赴任という結果になって

いたと思います。

 

そう考えると会社が人生を決める

ってことなんですよね。

 

人事部も重大な決断です。

 

 

とりあえず家が欲しいなら

 

 

転勤族が家を買う場合は、

 

・辞令が出たら売る

・辞令が出ても家族は住み続ける

 

のいずれかを最初に絶対に

決めておいた方がいいです。

 

というのも、

 

自分たちだけの城である

注文住宅を建てると、

 

建てた瞬間に資産評価が激減し、

購入価格と売却価格に差が

できやすいからです。

 

注文住宅は万人ウケするものではなく、

”あなたウケ”する家なので、

 

あなたのこだわりポイントは、

市場的には資産して評価されることは

少なく単純に贅沢支出となります。

 

家族が長く住まうのであれば、

贅沢支出は心の満足をもたらしますが

 

売る場合は残念ながら浪費と

化してしまうのです。

 

 

無難なカードは建売住宅

 

 

・辞令が出たら家を処分する

・とりあえず家が欲しい

 

という2点を満たすのであれば、

ライフプラン上で最も無難なカードは

建売住宅の購入です。

 

建売住宅は建物が徹底的に合理化

されているので、

 

注文住宅志向の方はとうてい

満足できない内容ですが、

 

家を資産として持つということで

あれば売却時に価格が落ちにくい、

そして売りやすいという点があります。

 

これはなぜかというと、

 

建売住宅は建物が安価なので、

土地価格を占める割合が大きいため

 

土地価格は人気エリアであれば

極端に下落することはないでしょう。

 

そして、

 

実際にあなたがいいなと思って

購入したという事実がありますから、

 

同じように売るときにいいなと

思う人が現れやすいという点があります。

 

売買は、”買う人””売る人”の

両方いないと成立しません。

 

売りたくても”買う人”が

いなければどうにもならないのです。

 

建売住宅の売買でも、

狭い道路や道路の奥にある区画は

 

なかなか売れずらく最後は

捨て値になることもよくあります。

 

ここで捨て値を拾ってラッキーと

思うよりも、

 

後で売ることを考えるのであれば、

区画内で一番高いところを買うほうが

結果的に良くなるケースが多いでしょう。

 

みんなが良いと思うから、

高いわけですからね。

 

立地は住所だけではなく、

道の広さや除雪の入り具合なども

しっかり考えておけばおくほど、

 

売ることになあった場合、

有利に立ち回ることができる。

 

これだけは覚えておいてください。

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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