あっという間に雪が積もりましたね。
タイヤ交換をしようしようと思っていたのですが、結局やらずじまいで自宅から一歩も出れない状態になってしまいました。
こういう事態に備えて日頃から準備をしておけばいいのですが、なにぶんめんどうくさくて後回しにしてしまったことを後悔です。
さて、先日東京で住宅購入を考えているお客さんと打ち合わせをしてきました。
向こうの土地は坪単価200万円超!
最近ようやく慣れてきましたが、新潟とは全然違う相場に驚きます。
土地が高いがために、全体の住宅取得計画も必然的に高額になってきます。
金額が大きくなればなるほど、住宅ローンを何を選ぶかで簡単に数百万円〜1千万円を超える差がついてくるためとても慎重になります。
私自身もそうでしたが、大きな買い物をするときってわくわくする反面、なんとも言えない怖さがあります。
ローン返せるかな?
一番の不安はこれですよね。
申し込み金額に関わらず誰もが抱く不安です。
月々の返済額をシミュレーションしてみると、ここ数年は間違いなく返せそうという自覚はあるのですが、35年間となると急に不安になります。
それもそのはず、収入が維持できるか、仕事が維持できるかなんて誰にもわからないからですね。
こういった不安の解決策は現時点で分かることではないので、とりあえず置いておくしかありません。
ですが、10年先の未来はかなりリアルにシミュレーションをつくることができます。
誰だって住宅ローン借りたては余裕。
当たり前ですよね。
住宅ローンを組み始めたばかりでいきなり家計がきついなんていう人はいません。
それは明らかに無謀だから、そんなことは誰もしません。
しかし、残念ながらほとんどの人が「今」に照準を合わせてローンを組んでその先の未来を深く考えていません。
どうしたらいいかわからないからです。
住宅ローンは10年ギャップに要注意!
10年後に住宅負担は、劇的に上がります。
一番の要因は住宅ローン減税が10年間で終わるからです。
3,000万円ローンを組んだケースをざっくり見ていきます。
例えば新潟で人気の高い10年固定ローンを選んだ場合。
(シミュレーションは第四銀行の10年固定で作ってみました)
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はじめの10年間 毎月の支払額
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例えば新潟で人気の高い10年固定ローンを選んだ場合。
月々返済額 約85,000円
固定資産税 約10,000円
住宅ローン減税 約▲22,500円
毎月の負担 約72,500円
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11年目以降 毎月の支払額
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借り換えない場合、金利水準が今と同じ場合
月々返済額 約101,000円
固定資産税 約10,000円
住宅ローン減税 おわり
毎月の負担 約111,000円
その差が38,500円とこんな感じになります。
ここにプラスして教育費のピークがこの辺りで来ることもよくあります。
不安の正体は、将来の支出増
どうして住宅ローンを組むときに不安になるかというと、
負担が大きくなる時期がいつからなのか?
その金額がどれくらいなのか?
を事前に確認していないことが考えられます。
例えば、先ほどのシミュレーションで家だけの毎月の負担が
111,000円になっていましたが、これでもやっていけるかどうかを確認していれば全然大丈夫です。
あらかじめこの数字を知っていれば、すべては予定通り。
恐れるものはありません。
このときに冷静に、自分にとって有利な条件を探して住宅ローンの借り換えなどを考えればいいのです。
しかし何も知らなければ完全に立ち往生してしまいます。
タイヤ交換程度ならまだ大雪が降ってもどうしようどうしよう 、、、
で済みますが、住宅ローンの場合は一大事です。
こうならないようにこれから家を建てる方は、将来に渡って家計が成り立つかどうかをきちんと確認してみてください。
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https://niigata-money.com/myhome
PS:
住宅購入相談は新潟県だけでなく、埼玉県、東京都のかたも対応可能です。
県外の方もまずはお気軽にご相談ください。
詳しい相談方法などを、別途ご案内いたします。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。