学資保険を比較する前にデメリットをまず考えよう

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子どもが生まれたら多くの人が

お金関係で最初に取る行動が

あります。

 

それは、”学資保険”に入ること。

 

ですよね。

 

今日はちょっと志向を変えて、

学資保険の本音の話します。

 

私もつい最近第2子が誕生しました。

 

「よーし!学資保険に入ろう・・・」

 

とはハッキリって一瞬たりとも

思いませんでした。

 

代わりにどういう行動を

したかというと、

 

ネット銀行で子ども名義の

口座開設手続きを行い、

 

続いて証券会社の未成年口座の

開設手続きを行う予定です。

 

これからの時代いちいち

銀行に行って入出金する時代には

 

ならないだろうということで

早いうちからアプリでの

 

金銭管理を覚えさせようと

思っています。

 

 

 

なぜ私は学資保険に入らないのか?

 

 

一言でいうと、

内容が私にとって不利すぎるから。

 

これに尽きます。

 

18年間もお金を拘束されるのに、

ほとんど増えないのは

致命的であります。

 

そしてさらに、

途中で何らかのハプニングがあり

 

お金が必要になって解約したら

大きなペナルティが発生します。

 

「自分のお金なのに何で?」

 

って感じです。

 

保険では預けたお金に対して

戻ってくるお金のことを

 

”返戻金(へんれいきん)”

 

と言いそのパーセンテージを

 

”返戻率(へんれいりつ)”

 

と言います。

 

例えば18年かけて200万円を

積み上げて返戻率が105%だったら、

 

200万円×105%=210万円

 

となります。

 

つまり10万円の利益です。

 

一方で途中で解約したときは、

だいたい7割程度になりますから、

大損ということになります。

 

18年間もお金をロックされるのに、

その見返りは私には見合わない。

 

この返戻率が105%だろうが、

107%だろうが微々たるものは

変わりありません。

 

増える額(リターン)と

失う額(リスク)が見合わない。

 

私はこう思うから、

学資保険には入らない。

 

こういうことです。

 

 

あなたはなおさら注意が必要

 

 

さらに学資保険は業界では、

”ドアノック商品”と

言われています。

 

どういう意味かというと、

学資保険の話は嫌がれることは

少ないので、

 

学資保険の話をきっかけに

他の保険も提案できる

大大特大チャンスなのです。

 

学資保険は売っても保険会社も

保険販売員もほとんど収入にならず、

 

学資保険だけ販売しても、

商売は成り立ちません。

 

なので他の商品を提案される

”売り圧”をあなたを感じることに

なるでしょう。

 

ここで本来考えていなかった物に

入ってしまう人は多く、

 

学資保険でわずかに増えるお金以上に

要らない保険に入り何倍ものお金を

減らすのがほとんど。

 

ますますお金が貯まらない状態に

結果的になっている人が

相談者には目立のが事実です。

 

断るのって大変ですからね。

 

これが最大のデメリットです。

 

 

じゃあ、どうしたらいいの?

 

 

公務員や大企業の方は、

職場の財形や共済でコツコツ

貯めるのが無難です。

 

公務員貯金はこの時世で、

利率はかなり良く、

悪くない選択肢です。

 

実際学資保険よりも、

大きなリターンになること

でしょう。

 

そうでなければ

 

ネット銀行の定期預金で

積立預金するか、

 

ちょっと勉強してリスクを

取れるのであれば、

 

ネットで証券口座を開設して、

少額でも積み立て運用を

するのが良いです。

 

時代は確実に進歩しており誰もが

アクセスしやすくなっています。

 

知っていると知らない人の

情報格差がどんどん開く時代。

 

それは将来の貯金残高にも比例する

残酷な事実があります。

 

あなたも学資保険に申し込む前に、

別な方法を調べてみて、

 

選択肢を確認するという行為を

絶対にしてみてくださいね。

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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