消費税増税前の第1次ピーク。
それはGW前後に動き始めて、
お盆前に契約まで辿り着く組。
順当にいけば秋には着工となるので
3月完成を目指す方々です。
そして・・・
きたる9月のシルバーウィークに
増税前の最大限の駆け込み需要が
起こると業界では言われています。
9月に家づくりについて行動を開始し
12月までに契約を目指す組ですね。
着工は2019年の春・夏となる感じで
工事期間も天候面でいい感じなため
確かにかなりのお客さんが殺到
しそうな感じがあります。
さて、今日は
”敢えて”
このピークに合わせて家づくりを
行うことってどうなのか!?
を考えてみたいと思います。
現場は既に一杯感が出てきた
個人的観点ですが、
優良であり実力のある
住宅会社の内情を見ると、
既に年内着手工事はもう
全部埋まっていて、
早くても来年3月に工事をスタート
できるかというのがあと少し。
安全に見ると来年の6,7月着工なら
いけるかなという感じで
かなりスケジュールは埋まって
来ている状況です。
このように追っていくと、
しばらくは工期がかなり過密に
なっており、
「全然待って大丈夫!」
というスタンスであれば問題ないですが
完成時期にこだわる場合は、
リスクを伴うことになります。
早く住みたい!はリスクでしかない
先日ある住宅会社の経営者の方と
お話しする機会があったのですが、
端的に言うと、
「工期を短縮するとロクなことはない」
という話でした。
いわゆる一般住宅の場合、
5か月程度の余裕を持った工期が
本来理想であり、
その会社の方は受注が最近増えて
いるものの余裕をもった工期を
崩すつもりはなく受注制限を
かけていました。
しかし消費税増税はまたとない
売上を作るチャンスだから、
工程をどんどんして短縮して
高回転させていくというのが
どちらかというと多い考え方
と言えるでしょう。
これからは注意が必要だよ p>
と言っていました。
繰り返される消費税5→8%の悲劇を回避せよ
私も実体験をしているので
分かるのですが、
消費税5→8%の駆け込みは
かなりのもので、
現場の質は目に見えて低下して
いました。
特に完成工期が指定されていた
遅れが許されない現場は悲惨で
職人さんが深夜まで仕事をしたり
現場監督も職人さんも多忙を極め
ストレスが溜まっているせいもあり
現場はいつも険悪なムードに
なっていました。
ここからはご想像の通りで、
作り手のモチベーションが低下し、
関係性も悪くなってしまうと、
家の出来は悪くなります。
特に細部を見てみると作りの
粗さが目立ったり、
打ち合わせと違うものが作られたり
とまあ散々なわけです。
これがオーバーワークの現実です。
「できます!」
と言うのは簡単ですが、
実際作るのは一人一人の
職人さんです。
家づくりは一生に一度。
いいものを作りたいのであれば、
無理な大量生産をするという
スタンスの会社ではなく
受注制限をかけるなど
クオリティ維持にしっかりと
意識が向けられた会社を
選定していきましょう。
こういった当たり前のことを
しっかりできる会社こそ
本物と言えます。
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