【家づくりの原価を分解】払うべきお金と、できれば避けたいお金を考えた

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家づくりで一番楽しいのは

計画を練っている途中の妄想段階...

かもしれません。

 

私はもう家を建てた身なのですが、

ふとしたきっかけで小屋を建てる

妄想にふけってみました。

 

そこでまず考えたのがこれは職業病の

極みでやはり”資金”のことなのですが、

 

調べてみると自分で頑張って作る

セルフビルドだと、

 

100万円以下どころか50万円以下も

全然視野に入ってくるようで

まず価格にびっくりしました。

 

専門業者にちょっと手伝ってもらう

ハーフビルドでもかなり安くおさまる

ようです。

 

テレビでタレントのヒロミさんや

森泉さんがDIYでよくいろいろ

やっていますよね。

 

あんな感じのノリです。

 

見ていけばいくほど

書斎を家の中に作るのではなくて、

 

家の外に小屋を建てる方が

なんだか面白そうだなと思ったのです。

 

頑張ればその方が安いし、

秘密基地を作れる何とも言えない

楽しさがありますよね。

 

小屋に家庭菜園の道具を置いたり

屋根に上って天体観測したり

自転車やバイクをしまったり...

ワクワクしますね。

 

 

家づくりの価格を知る

 

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セルフビルドを考えると、

自然と住宅の価格構造が浮き彫りに

なってきます。

 

なぜなら全てを自分で作れば

材料費のみだからですね。

 

では誰かにお願いするとどうでしょうか。

当然ながら人件費がかかってきます。

 

住宅は材料費と同じかそれ以上に

人件費がかかっています。

 

住宅一つの現場に200~300人が

関わる(!)と言われており、

 

これらの作業を全て自分ですれば

それは安く上がりますが、

現実的にはまあ無理...ですよね。

 

小屋程度なら頑張ればいけるかも

しれませんが(それもまあまあ大変)

 

大小なりあなたはお金を払い

家を建ててもらうことになります。

 

ただ細かくお金の支払先を見ていくと

費用削減できる点ももしかして

あるかもしれません。

 

 

人件費の中身

 

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・大工さん

・地盤改良屋さん

・基礎屋さん

・足場屋さん

・屋根屋さん

・電気屋さん

・建具屋さん

・左官屋さん

・内装屋さん

・設備屋さん

・家具屋さん

・外構屋さん

・トラックやクレーンの運転手さん

など

・交通整理の警備員の方々

 

職人さんの人件費に加えて

 

・設計士さん

・現場監督さん

・行政

・材料の卸売業者さん

 

など

 

それは全部自分でやれば相当な

コストカットはできるのは

当たり前ですよね。

 

他にも、

 

・営業さん

・インテリアコーディネーターさん

 

など関わってくれる人たちは、

本当に多く存在します。

 

さらに他にも

 

・住宅会社の広告宣伝費

・モデルハウスの維持費

・住宅会社の役員・社員さんの給与

・上場企業の株主への配当金

・役員の高級車

 

なども間接的にはあなたが支払っている

ことになります。

 

家を自分で全部作るのはまず

普通は無理ですが、

 

コストを細かく分解していって

あなたにとって不要だと思うところは

 

賢くコストカットしても

良いかもしれません。

 

 

家づくりは人件費の塊

 

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こうやって分解していくと、

家づくりはまさに人件費の宝庫。

 

あなたのお金がありとあらゆる人に渡り

地域の経済を循環していくのです。

 

新潟の住宅会社にお願いすれば、

そのお金は地域経済を循環するので

これ以上の地域貢献はない。

 

と、私は個人的に思っています。

 

新潟の経済が循環すれば、

新潟で暮らすあなたにも

その恩恵は必ずもたらされます。

 

なので家づくりで人件費が

たくさんかかること自体は私は、

悪いことだとは思いません。

 

けれども

せっかく払うなら

せっかく払うならですよ

 

・同じお金を払うならより良いものを作ってほしい

・同じ物を作るなら少しでも安くしたい

 

と思うのは当然ですよね。

 

 

コスパのいい住宅会社とは?

 

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そういう会社はいくつかありますが、

家を建てた当時の素人の私には

全く分かりませんでした。

 

今自分がもし家づくりをするとしたら

どういう選択をするのか?

 

を考えると

 

・限りなくローコストで建てる

・限りなく能力の高い方と一緒にこだわりまくる(高くても)

 

のいずれかの選択肢を取るように思います。

 

自由さや性能に限界はありますが

ローコストの効率性は

 

目を見張るものがあり、

立地重視や建物そのものに強い

こだわりがないのであれば、

 


にかく立地の便利さか

返済のしやすさを選ぶのも一考でしょう。

 

私ももう一度家を建てるなら、

中央区の超一等地にローコストは

選択肢の一つに挙がります。

 

一方で、

 

仕事柄本当にいい建物の良さや、

設計能力の高い方々と日々接していると

 

建物から得られる満足感、所有感、

自分だけの世界を作り上げる醍醐味も

知っています。

 

中途半端に妥協せずに家づくりをすると

大きさにもよりますが建物だけでも

2,000万円後半くらいまで行きます。

 

ローコスト住宅との差は同じ面積でも

1,000万円以上建物だけで開きが生じるのです。

 

当然ながらそこに1,000万円以上の

価値の差があるわけですね。

 

後者の場合はお金をかけるわけですから

 

・あなたにしっかり時間を割いてくれる

・納得いくまでプランを考えてくれる

・契約後のほうが打ち合わせの本番になる

・建てた後も継続的につきあえる

 

といった要素を満たす会社・設計士に

出会えると特にいいですね。

  

 

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PS

 

弊社のマイホーム予算診断サービスを

受けて頂いた方に限りますが、

(無理のない予算が大前提なので)

 

・同じお金を払うならより良いものを作ってほしい

・同じものを作るなら少しでも安くしたい

 

あなたの要望を加味したうえで、

どういったジャンルの業者がいいのかを

一緒に考えることもできます。

 

予算に余裕があれば土地にも建物にも

お金をかけることができますが、

 

そうでなかった場合に無理をしてしまうと

返済に追われてその家を楽しむことが

できなくなってしまいます。

 

そのため事前に予算を把握することが

何よりも大事なのです。

 

興味がある方はお問い合わせください^^

 

 

マイホーム予算診断サービス

 

 

PPS

 

 

我が家(というか私)の小屋計画。

 

もしガチになったらこのブログでも

アップしていきたいと思います。

 

妄想でも付き合ってくれる

アドバイザーの建築士さん誰か

いませんかね。。。

 

資産運用のアドバイスをしますので

スキルの物々交換しましょう(笑)

 

なんてタイアップ企画も面白いかもと思いました!

 

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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