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保険で貯蓄する時代の終わり

決算値引きドーン!
特別値引きドーン!
さらにおまけドーン!

家電の話じゃないです。
家の話なんです。

先日、とある住宅会社の見積もりを見させてもらったら当初の見積よりも数百万円単位の値引きが炸裂していました。
これはすごい!

と、私も思ったのですが、その値引き額でも契約しなかった相談者の内藤(仮)さん。


「確かにすっごいお得なのは分かって買いたい気持ちになりました。でも・・・まだ決めたくなかったんです。」
まだゆっくり見たかったんです。そう考えると、涙が出ました。別に家が悪いとか、そういうことじゃなかったんです。家の売り方が嫌だったんです。」

あなたも住宅会社を回っているとあれよ、あれよと話が進み、気付いたら一瞬で見積り提示。
すぐに決められなくて迷っていたら、「この日までに決めてくれたら300万円引きますよ!」なんて言われたら・・・気持ちはぐらぐら。

もう崩れそう・・・

おそらく半数以上の方がこの流れで契約すると思うのですが、ここで何とか堪えた内藤さん。
このように売られることに疲れてしまって、私のところへ相談に来られる方がとても増えています。

その気持ち・・・とっても分かります。。。

期間限定の誘惑

営業をしたことがある人なら分かると思いますが、このような手法は典型的な営業テクニックです。
私もこれまでの経歴で、物売りをやってきましたのでこの方法で売れることは良く分かります。
人は何か理由がなければすぐに決断ができない生き物ですが、このように期限が付くとびっくりするくらい大きな決断を簡単にします。

なのであなたが消費者として冷静に判断したいのであれば、まずは期限を気にせず、本当にその物が欲しいかどうかに全力を注ぎましょう。相手のペースに乗せられては絶対にいけません。

家の場合は、そこで決断しなかったとしても結局受注を逃すよりはましなので引き続き最初に出した条件できっと交渉できると思います。
そもそもそんな誠意のない見積もりは逆に最初の見積もりの妥当性がないので、私なら信用ならないですね。

マイナス金利下の生命保険料値上げ

マイナス金利の影響で、2017年4月以降貯蓄タイプの保険料が現在は大きく上がっています。
また、貯蓄効率も著しく低下しています。

そのため当時は、「これはマズイ!3月中に急いで契約もらわなきゃ!」という流れが保険業界でありました。
しかし正直言うと、元々大して魅力のないものが、より魅力がなくなるにすぎずそもそも保険で貯蓄をすること自体が非効率です。

そもそもその保険はいるの?
そもそも貯蓄を保険でする必要はあるの?

期間限定と言われるとこういう思考が吹っ飛ぶ傾向があるので注意が必要です。
期間限定だけどいらないものは、いらない。これが正解です。

住宅ローンにも生命保険付いてます

家を建てようと思ったから、まず最初に保険を見直そうと思った。
これは正しいようで、残念ながら不正解です。

家を建てようと思ったら、最初に保険を見直さないでください。
なぜなら住宅ローンには生命保険が自動で付いてくる商品がほとんどであり、その保障が確定したうえで、生命保険を見直したほうが余計なお金を支払わずに済むからです。

さらに家を建てる前と建てた後では劇的に家計が変化するのにも関わらず、貯蓄だからといって月々数万円の固定支出を作ってしまうと、住宅ローンの額にその保険料まで払うことになり払えなくなれば途中で解約して大損になるかもしれません。

最近は日本円やアメリカドルでただ積み立てるものは、世界的な低金利の影響でさほど増えません。
必要な保証を絡めて戦略的にするのであればいいのですが、ただ老後の資金を作るだけの目的で保険に入るのはベストにはならないケースがほとんどです。

いわゆる円やドルベースでの元本保証をしている保険商品はあまりにもお金が増えないために、最近は保険会社があなたのお金を預かって運用するタイプの変額保険という貯蓄系が主流になっています。

しかしどんなに魅力的なセールスをされても、変額保険のメリットよりもNISAやiDeCoの方が断然上です。
インターネットで気軽に自分で投資ができるようなった今は、保険で貯蓄をするということはかなり優先準備の低い選択肢となっているのが実情です。

これは私が言わなくても、投資系ブログやYouTubeを見れば誰でもわかりますよね。
なのでとにかく言いたいのは、家を建てる前にわざわざ保険で貯金を絶対に始めないでくださいということです。
あなたの家計を良くする要素というのがほとんどないからです。

保険を見直すタイミング

これから家を建てようと思っているのであれば、保険を見直すタイミングは、土地も決まり、住宅会社も決まり、住宅ローンも決まり月々返済額がいくらか確定し、さらに住宅ローンにセットされる保険も確定。

この時点がベストタイミングになります。
住宅ローンの内定を取った時が、保険見直しのベストタイミングです。

この時は家を建てた後の家計が明確にイメージができますので、月々数万円の貯蓄型保険には加入しようという気持ちにはならないはずです。また保険貯金の代名詞である、『学資保険』の運用率も著しく低下しており、私からすると加入するメリットが分かりません。

保険以外で貯蓄を考えることが、スタンダードの世の中になりそうです。
それは普通に定期貯金でもいいですし、学びの意欲がある方は資産運用にチャレンジをしても良いと思います。
つみたてNISA程度であれば、選べる商品は金融庁(国)が選別しているのでそこまで大きなリスクはないはずです。
※もちろん激しく増減する可能性はありますが、いわゆる0円になるリスクはほぼありません。

今までは保険会社に預ければ、少し増えて戻ってきたものが、ほとんど増えないかマイナスになるような時代です。
お金は自分でしっかり管理することが求められるこの時代、最近では書店でもマネー本がベストセラー棚を占めるようになりました。これを機会にお金のことをしっかり学んでおくとあなたの未来はきっと大きく変わることでしょう。

保険はあくまでも手段の一つで、単に貯蓄を目的とする場合はベストになるケースは本当は少ないのです。

PS

家を建てる前に保険のことも含めて強い家計を作りたいともしあなたが思ったのであればまずはマイホーム予算診断サービスを受けてください。何度も言うようですが、今このタイミング、家を建てる前で住宅ローンが決まる前には絶対に保険の見直しはしないでください。

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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