住宅ローンの返済が困難になってしまった時の対処法

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・仕事が減って給与が激減

・住宅ローンの返済が困難

 

もしあなたがこの状況に直面した場合、

どうするでしょうか?

 

考えられる行動としては、

 

・何としてもローンは返さないと

行けないから副業を始める

 

・家計以外の貯金を取り崩し何とか粘る

 

・親から借りる

 

・どうしようもできないから延滞してしまう

 

このような状態になった時は、

適切な判断をすることはなかなか

難しいかもしれません。

 

できれば考えたくもないことです。

 

ローンを貸している金融機関側も、

ローンを回収できなくなると

困ってしまいますから、

具体的な支援策を打ち出してきました。

 

特にフラット35については、

 

・返済期間を最長15年延長

・ボーナス返済のとりやめ

 

など具体的な措置があることを、

新聞などで取り上げています。

 

新潟で言うと、

第四銀行や大光銀行、JA、

 

労働者に寄り添った金融機関である

新潟労働金庫(ろうきん)など

 

他の金融機関も返済猶予について

追随してくる可能性があります。

 

 

フラット35 返済困難者向けの3つのメニュー

 

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これは今に始まったことではなく

元々あった制度なのですが、

 

返済が困難になってしまった方向けに

3つのメニューの用意があるのです。

 

1つ目は、

 

【経済事情や病気等で収入が減少し返済が大変となった】

 

というケース。

 

この場合は、

 

『返済期間の延長』

 

という制度があります。

 

35年ローンで組んでいたローンを、

40年、45年と引っ張ることにより

毎月の返済額を減らす効果があります。

 

2つめは、

 

【しばらくの間、返済額を減らして返済したい】

 

というケースです。

 

一定期間だけ毎月の返済額を減らすかわりに

その後返済額を上げることによって帳尻を合わせます。

 

一定期間だけ収入が落ちるけど、

先が見える場合は選択肢と

なるのかもしれません。

 

今回のコロナ禍では微妙かもですね。

 

3つ目は、

 

【ボーナス返済が負担になっている】

 

というケースです。

 

この状況下でボーナスが出ないことが

続く場合ボーナス返済を続けることは

困難です。

 

なので、ボーナス返済の割合を

減らしたりボーナス返済自体を

取りやめることもできます。

 

ただし月々返済が大きく上がりますので、

1つ目の返済年数の延長などと

組み合わせて実施する必要があります。

 

 

返済特例を活用できる状況とは?

 

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これらはフラット35で借りている人が

希望すれば誰でも無条件で...

というわけではありません。

 

3つの条件を満たす必要があります。

 

1.離職や病気などの事情に寄り返済が困難になった。

(今回のコロナ業績不振はこれに該当)

 

2.下記の収入基準のいずれか

 

A:年収がローンの年間返済額の4倍以下

 

これは例えば、

 

毎月のローン返済が8万円だった場合、

年間返済額が96万円になります。

 

96万円×4=384万円以下の年収なら

該当というわけです。

 

B:月収が世帯人数×64,000円以下

 

これは4人家族であれば264,000円以下の

月収であればOKということです。

 

C:計算が細かいので割愛しますが、

これ以外の条件でも年収が落ちて

返済が圧迫している方。

 

3:返済方法の変更により、今後の返済を継続できる方

 

1.2の条件を満たしたうえで審査をします。

ということです。

 

ざっくりいうと、

 

収入がガッツリ落ちたことを証明すれば

フラット35には返済猶予制度というものが

あるということです。

 

※詳しくご覧になりたい方は、こちら

https://www.flat35.com/files/300334035.pdf

 

 

 

でも、返さないといけないのは変わらない

 

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猶予制度はあるものの、

当然ながら支払いが免除される

わけではありません。

 

また、猶予制度を使った場合は

返済年数が大きく延長されることにより

支払う利息額が大きく膨れ上がります。

 

例えば、

 

返済年数を35年を45年に10年延長

したケースだと、

 

毎月返済額が8万円だったものが、

6万円程度まで減少しますが、

 

期間を伸ばしたことにより

トータルで支払う利息は数百万円

跳ね上がることになります。

 

瞬間的にきつい現状を乗り越えても

その先ローンと付き合う年数が

大きく伸びてしまい

 

そのままだとローンを、

一生涯かけて返すことになりそうです...。

 

これを避けるためには

一旦は延長するものの、

 

今後の状況が良くなれば、

再度また繰り上げ返済をして、

 

返済期間をコツコツ短縮して

いくことが最善手となるでしょう。

 

それでも本来の年数に戻るかどうかと

いうところなのでメ
ンタル的には

辛いことになるかもしれません。

 

しかしもしあなたが家を買う前であれば

無理のない借入金額を知ることで

 

これらのリスクは未然に回避できる

可能性は高まります。

 

無理がない借入金額に、

さらに余裕を見て予算組みを

しておけばいいのです。

 

そこまで余裕をみると家計によっては

今現在は家を買えないというケース

 

になることもありますが、

それはそれで一つの事実。

 

状況を立て直してから家づくりを

考えたって遅くはないのです。

 

ポイント! - コピー

 

PS

 

家づくりの成功のカギは、

お金の知識を高めることに尽きます。

 

これから景気が悪くなってくると、

売り手側はますます力が入り、

 

中立な情報を得られる機会が

減ってくるかもしれません。

 

新潟で家づくりを考えていて、

お金と家のことをじっくり

考えていきたいという方は、

メール講座を受講してみてください。

 

勢いで購入しその後の返済に

苦労すると言う未来を避けるには

 

あなた自身があなたの家計を正確に

理解するのが一番の方法なのです。

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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