2年ぶりくらいに自分自身の家計の
見直しを先日行いました。
相談者の方の収支と日々にらめっこを
しているとなかなか自分のことを
する余裕がなくなるのですが、
重い腰をあげて今の支出で削れるところは
家計の支出の洗い出しを行ってみました。
どうしてこんなことをしようかと
思ったかというと、
数年前から行っている積み立て投資の
金額をもっと上げたいなと思ったことです。
投資と言うと何だか怖いイメージが
あるかと思いますが、
リスクをしっかり管理できていれば
それは貯金とあまり変わりません。
なので私は雇用が約束された身でもないし
教育費も貯めないといけないので、
もう一段未来に向けてギアを入れようと
思ったのです。
結論から言うと、
月々8,429円のコストダウンを実行しました。
ストレスのない見直し
今回私が見直した部分の内訳はこうです。
①ガン保険を解約
月々6,929円のガン保険をやめました。
今から2年ちょっと前にガンのことが
とても心配になった時期があり、
ガンになったときのリスクを
極端にカバーしたことが理由です。
最近の健康診断では問題はないし、
若くしてガンになった時にしっかり
カバーできるものにも1,000円後半で
加入したのでもういいや。
こういう感じです。
②携帯電話のプランを見直し
もう一つは携帯です。
私はauを使っていて、
『カケホ+データ定額2』
だったのですがよくよく考えると
電話なんてほとんどしないし
職場にも自宅にもカフェにもwifiは
ありますから、
最低限のデータ通信でいいなという
結論になりました。
『スーパーカケホ+データ定額1』
に変更したところ月々1,500円のダウン
となりました。
これで合計月々8,429円です。
ガン保険は60歳まで払うものだったので、
累計で約191万円の削減。
携帯は何歳まで持つのかはよく分かりませんが、
10年でも18万円の削減です。
毎月支払い契約の見直しが有効
家計の見直しで大事なのは、
毎月支払い契約を見直すことです。
一度しっかり実行すれば
その後は特にすることはなく
安定的な家計のコストダウンとなります。
そして一番のメリットは、
ノーストレスという点です。
今回保険をやめて、携帯電話の
プランを見直しましたが、
そのことでストレスを感じることは
一切ありません。
もう来月には元の状態がとうだったかも
きっと忘れてしまうでしょう。
それだけで毎月8,500円の差。
累積200万円は大きいですよね。
またこの浮いた分のお金を投資に
回していけば、
老後に残るお金は、
少なく見ても元本の200万円は
多いはずですし、
投資がうまくいけば長期で2倍と
いった数字も現実的に見えてきます。
侮れません。
おススメできない家計の見直し
一方で家計の見直しでこれは
やめたほうがいいというのもあります。
それは食費・光熱費・おこづかいの削減です。
今現在あなたが月の食費35,000円程度で
やりくりをしていたとしましょう。
これを30,000円まで減らすのは、
簡単のようで簡単ではありません。
食材費を減らせば物理的には可能ですが
細かい管理や欲しいものを買えない
ストレスをため込む形になります。
光熱費についてもそうで、
電気をこまめに消したり
エネルギーを無駄遣いしないことは
とっても大事ですが、
電気が消えてなくてイライラしたり
お湯の温度を下げて不快な思いをしても
月々の光熱費の差はたかが知れています。
おこづかいの削減は最もそうで、
ストレスが生じて夫婦喧嘩の原因にも
なってしまいます。
努力に対して削減できる効果は
大きくないためそれよりもまずは
保険や通信費、その他の毎月支払いが
発生しているものを削減できないかを
確認していくのが効率的と言えます。
そもそもの大前提として家を買ってから
こういう細かい見直しをしないと
家計が苦しいようでは本末転倒です。
家を建ててからお金のことでストレスを
感じたくなければ、
初めの住宅購入金額の設定が何よりも
大事だということが分かりますよね。
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保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。