すべての人間が備えている5つの価値観。
その5つとは、
・仕事
・お金
・家族
・人間関係
・健康
しかし、人によってこの価値観の重要度は違います。
一般的なサラリーマンであれば、
① 仕事
② 人間関係
③ お金
④ 家族
⑤ 健康
子どもがいる専業主婦の方は、
① 家族
② 健康
③ 人間関係
④ お金
⑤ 仕事
このようになる傾向が強いようです。
これを見る限り、
仕事と家族に位置取りが
正反対にあることから、
些細なことでケンカになったりする。
気持ちでは分かっていても、
それぞれ大切にしている順位が
違うからどうしようもないこと
なんですね。
ちなみに私はサラリーマンの時は、
① 仕事
② お金
③ 人間関係
④ 家族
⑤ 健康
でした。
仕事で稼ぐことが家族の幸せに
なると信じていました。
しかし独立してからは、
① 家族
② 仕事
③ 人間関係
④ お金
⑤ 健康
となりました。
相変わらず健康を度外視して
しまうのがいけないことですが
今はこの準備がしっくりきています。
いずれ余裕が生まれたら、
健康のことも大切にできるように
したいですね。
あなたはいかがですか?
家づくりの価値観基準
家づくりも同じように私は5つの指標が
あると思っています。
それは、
・デザイン
・性能
・価格
・間取り
・立地
です。
私が家を建てたときは、
① デザイン
② 間取り
③ 性能
④ 価格
⑤ 立地
の価値観でした。
たぶん妻は、全く違うと思います。
もしかして正反対かもしれません。
私は実家のとなりに家を建てたので
立地は選択肢がなかったのですが、
その縛りがなく今改めて
この仕事をして、
もう一度家を建てるとなったら、
普遍的ないい家を作りたいので、
① 性能
② 間取り
③ 立地
④ デザイン
⑤ 価格
※あくまでも超個人的意見。
かなあと思います。
うーん、全然違う。
このように自分自身も価値観は、
変数でもあるように、
夫婦の価値観も合致するなんて、
あんまりないことだと思います。
このあたりの価値観の違いから、
ケンカになってしまうのです。
意見を出し合うことが大事
もちろん夫婦なんだから、
ケンカしたって問題ありません。
我慢を溜め込んで数千万円の家を
建てるなんてとんでもないこと。
あとで不満を爆発してしまい、
本当にもう1回建てて莫大なお金を
無駄にしてしまったり、
ケンカが耐えず離婚してしまったり、
(実際最近こういうパターン
多いみたいですが…^^;)
このようにならないためには、
最初にそれぞれの価値観軸で
理想をぶつけ合うことが大事です。
相手の意見を聞けば納得できる
こともあるでしょう。
例えば夫がデザイン重視、
妻が間取り重視の場合は、
この2軸を大事にして、
あとは話し合いで決めるなどです。
3,4,5軸を全部しっかりしたいと
なるとそれは無理な話で、
家全体のコンセプトがぼやけて
いきます。
(予算が無限にあれば話は別ですが。)
優先すべき事項を見つけよう
今回の記事に書いた、
基本的な5つの価値観。
家づくりに対しての5つの価値観。
簡単でいいので、
夫婦でそれぞれ書いてみて、
見せあってみてください。
パートナーの価値観を知ることで、
そもそも大前提が違うということを
お互いが理解できれば、
全体予算の中で歩み寄って、
グッドな取捨選択ができる
可能性が高まります。
ここまでやってそれでも、
意見が衝突して解決策が
見られない場合は、
そもそも家を建てないほうが
いいかもしれませんよ。
冗談ですが…(笑)
家づくりは結婚式の打ち合わせに
似ていて、夫婦の価値観の違いが
鮮明に出るタイミングでもあります。
マイホームを手に入れるときは、
パートナーの本質を理解することが
できる良き機会と考えて、
幸せなマイホームを手に入れましょう。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。