From:昆知宏@新潟住まいのお金相談室
妻が元旦にアマゾンで注文をしたら、
翌日1月2日午前には荷物が到着。
「えー、まじで!?
正月も配達するの?」
昭和人間にはちょっと考えられない
ようなスピードの速さです。
昔はスーパーも元旦は休みで、
年末に家族でご馳走を買い出しに
行くのが楽しかった記憶があります。
今は一切関係ないようです。
スーパーもネットショッピングも
すべて通常営業ですね。
少し前にYahoo!ニュースで
Amazonの配達量が多過ぎて
現場はもう限界が近い・・・
なんて記事を見ましたが、
確かにここまでサービスが過剰に
なるとなると現場の方々は、
やってられないですよね。
もう少しスローな世の中でも、
全然いいように感じます。
本当にお疲れ様です。
貯金ができない原因
これだけ便利な時代ですから、
油断するとお金はどんどん
出ていってしまいます。
スマホでポチッと、翌日配達!
スマホをいじっている時は、
何でも揃っている24時間営業の
ショッピングモールに買い物に
行っているのと全く一緒。
貯金しようと強い意志があっても、
24時間なんでもショッピングの
誘惑を完全に振り払える人など
そうそういるわけがありません。
なぜかお金が貯まらない家計では、
ほとんどのケースで原因は、
ネットのクレジット決済なんです。
食品・日用品の決済は危険
あなたがもしスーパーで、
クレジットカードを使っていたら、
できればやめたほうがいいです。
企業が買い物履歴等の個人情報を
取得したい目的で、
高還元率のクレジットカードが
また増えてきました。
買い物の1%がポイントになるならと
ポイント狙いでついつい買いすぎて
しまっては何の意味もありません。
月50,000円を使ってもポイントは
せいぜい500ポイント。
1、2回何らかの買い物を
我慢すれば即座に回収できる
くらいの金額です。
クレジットカードは小銭の用意が
いらず買い物が楽ですが、
予算が天井なしになってしまうため
どうしてもお金は貯まりにくくなります。
お金を貯めたいのであれば、
食費は月に例えば4万円と決め、
財布を作り、スーパーに行くときは、
その財布を持っていくと良いでしょう。
お金がなくなってきたらセーブが
効くので月の予算を絶対に守れます。
結果、お金を貯めることができます。
知ってる?お金の心理学
現金主義が貯金上手の秘訣!
これは事実で心理学的にも裏付けがあります。
人は現金を失うときには、
精神的に苦痛を覚えるのですが、
クレジットや電子マネーなどの
現金ではないお金を失う(支払う)
時にはその効果が薄れます。
どっちも同じことなのですが、
特にクレジットカードの場合は、
原則後払いですから、
その時はお金を支払ったという
実感をあまり感じません。
決済は1か月後くらいの
引き落としですから、
その時に初めて支払うわけです。
しかし通帳を記帳しない人は、
それすら見ませんから、
支払った実感をほとんど感じません。
つまりお金を使ったとあまり
感じないのです。
これが積もり積もると、
節目に通帳を見たときに、
「あれ?お金貯まってない?
なんでだろう?」
となるわけです。
反面、現金で常に支払っていると
支払う痛みを感じます。
本当に必要な物しかお金を
出せないように自然となります。
つまりこういうことを繰り返すと
お金が貯まっていくのです。
クレジットカードの整理を
このようにお金が貯まらない原因は、
クレジット決済の繰り返しに
よるものが最も多い理由です。
なので一度クレジットカードに
対するルールを決めてみてください。
クレジットで支払うのは、
電話代、光熱費などの固定費だけで
割り切って使うのが一番いいでしょう。
毎月支払わなければいけないお金は、
ポイントが付くクレジット経由の
メリットがあります。
カードを複数持っている方は
いらないカードは解約しましょう。
住宅ローンを申し込む時に、
カードにローン機能が付いていると
使用がなくても限度額まで借りている
と見なされる場合もあります。
最悪なのはクレジットを作りすぎて、
どの口座と連結してるか不明になり
年に一回の定期引き落としなどが
残高不足となってしまい、
個人情報に傷がつくことです。
(俗に言うブラックリスト予備軍)
こうなってしまうと住宅ローンを
借りる際に苦労するどころか、
利息が高いところしか借りれなく
なることもあります。
こうなってしまっては大損失。
お金を貯めて、住宅ローンを有利に
組むためにもぜひクレジットカードの
整理に取り組んでみてください。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。