新潟で家づくりを考えている方へ
「いくら借りたら、月々いくら返すことになるのかな」と不安に思いませんか?
住宅ローンの借入金額・返済返済・金利の早見表をつくりました。
あなたの希望する住宅を手に入れようとすると、毎月どれくらいの返済になるのかを分かりやすく可視化しました。
予算2,000万円~7,000万円では当然ながらできることは大きく異なります。
それぞれの予算帯で、具体的にどういった住宅を手に入れることができるのかを見ていきましょう。
目次
新潟の家づくり。予算別できること&広さの目安
予算別に、どんなことが出来るかを
・土地アリ
・土地なし
にわけて解説していきます!
この場合の「資金」とは、自己資金と借入金額を合わせたものを表しています。
なお、諸費用等は別途となります。
「家と土地」以外にどんなお金がかかるのかは別の記事で解説していますので、そちらをごらんください。
資金全部を住宅に使える場合(既に土地を持っている)
住宅予算 2,000万円
1階は16畳程度のLDKにトイレとお風呂。ちょっとした収納。
2階は寝室8畳、子ども部屋2部屋合計9畳くらいの3LDK。
建売住宅にもよくあるシンプルでオーソドックスな間取り。
外構なども含めると小さめのローコスト住宅がギリギリ建てられるか、建てらないか…というラインです。
住宅予算 2,500万円
ローコスト住宅はちょっと..という方はここがギリギリ。
少し小さめではありますが性能やちょっとしたデザインも楽しめる規格住宅がギリギリ建てられるか、建てらないかというラインです。
地場のメーカーでは2,500万円程度で提供できる規格住宅の競争が繰り広げられています。
外構や地盤改良の有無によって総額2,500万円以内になるかが決まります。
住宅予算 3,000万円
性能やデザインにこだわるには坪単価で約100万円が必要です。
そうなると28~30坪程度と小さめではありますが希望を実現した3LDKが地場メーカーであれば建てられる相場です。
外観や内観などある程度は自由に決めることができます。
新潟の場合は、注文住宅で3,000万円前後で最終的に着地する方がとても多いです。
デザインや性能をそこまで追求しない場合は、その分広さに資金を回せますので32~35坪程度の4LDKにも手が届く予算帯です。
住宅予算 3,500万円
性能やデザインにもこだわって3LDK~4LDK。
比較的ゆったりした大きさの注文住宅の地場メーカーの相場です。
リビングの大きさに余裕を持てたり、居室以外の家事室、外部収納など収納部を大きく取れます。
また、外構部分にも予算が回せるので、外観のカッコよさ、エレガントさなども生まれてきます。
住宅予算 4,000万円
大手のいわゆる「ハウスメーカー」で考える方はこのくらいが必要になってきます。
3LDKの一般的な間取りで大きな広さは取れませんが、全国規模の大手ハウスメーカーの相場で建てられる相場です。
大手には地場にはない安心感やブランド。鉄骨構造も選択肢に入ります。
国土交通省の調査によると、令和4年度の新築注文住宅の全国平均価格は3,866万円でした。
大手ハウスメーカーでもだいたい3,000万円後半での住宅を提供することが多いです。
住宅予算 4,500万円
大手ハウスメーカーもOK.
地場メーカーであれば、かなりゆったり広々とした家であったり、車庫やしっかり作りこんだ本格的な外構・庭が演出できる家が建てられる予算設定です。
住宅予算 5,000万円以上
大手ハウスメーカーでもゆったりした大きさの家が建てられます。
地元のメーカーですと豪邸と呼ばれるような家づくりができる予算帯です。
資金が土地購入費+建物の場合(土地を持っていない)
基本的には、『土地代+上記で説明した価格帯別の購入できる住宅』となります。
場所や条件によって同じ区内でも価格は様々ですが、ここでは平均的な土地価格で記載していきます。
土地+建物予算 2,000万円
土地付きの新築は建売も含めても難しい予算帯です。
そのため予算内の中古住宅が視野に入れる必要があります。
しかしながら中古住宅は物件によっては、断熱性能がイマイチで光熱費が多く発生したり、リフォームタイミングが早まることも。
住んだ後にかかるお金が新築より多く発生しますので、物件選びには注意が必要です。
土地+建物予算 2,500万円
土地を買って新築を建てるには厳しい予算帯です。
ですが、郊外の建売住宅などは予算内で購入できるものもあります。
土地+建物予算3,000万円
郊外の土地(1,000万円以下)にローコスト住宅が建てられる予算帯です。
家よりも場所を優先するのであれば、東区や西区で土地の面積がそれほど大きい物ではなければ建売住宅の新築が視野に入る価格帯です。
土地+建物予算 3,500万円
郊外の土地(1,000万円以下)に規格住宅。
中心部の土地(1,500万円以下)にローコスト住宅という価格帯になります。
総額3,500万円をベンチマークに住宅購入をされる方は多いです。
ですが、その場合は土地と建物にある程度妥協する必要があります。希望と現実が乖離しやすい予算帯ですね。
土地+建物予算 4,000万円
郊外の土地(1,000万円以下)に地場のメーカーでコンパクトながらも希望が詰まった注文住宅。
中心部の土地(1,500万円以下)に、性能がしっかりしてある程度はデザインを楽しめる規格住宅(フル注文は厳しい)。
土地か建物の希望をある程度叶えられたマイホームが建てられる予算帯です。
新潟の家づくりにおいて一番多いのがこのゾーンになります。
土地+建物予算 4,500万円
中心部の土地(1,500万円以下)に地場のメーカーで注文住宅。
中央区の土地(2,000万円前後)に規格住宅、ローコスト住宅が建てられる予算帯です。
立地重視の方がこのゾーンで予算設定されます。
ですが実際は家も妥協できなくなり、もう少しお金がかかり5,000万円ゾーンに…。なるパターンが多いです。
土地+建物予算 5,000万円
郊外の土地(1,000万円以下)に大手ハウスメーカーで注文住宅。
中心部の土地(1,500万円)に大きめの注文住宅。
中央区の土地(2,000万円)前後に平均的な注文住宅。
土地も建物もしっかりしたものを選びたいとなると、今の相場は5,000万円です。
思った以上に高いのですよね。
情報収集の初めの方はびっくりされる方が多いです。
土地+建物予算 6,000万円
中心部の土地(1,500万円前後)にハウスメーカーの新築
地場のメーカーで妥協せずに家づくり
中央区の土地(2,000万円前後)に ハウスメーカーで32坪程度の一般的な大きさの新築 or 地場のメーカーで40坪以上のゆったりしたつくりの家。
この辺りまでくると世帯年収1,000万円以上の収入が必要です。
購入できても、無理なく返済できる方はかなり限られてきます。
土地+建物予算 7,000万円以上
すべてにおいて妥協せず、土地探し、家づくりをする場合です。
もうこれ以上は天井がない状態になりますが、新潟の場合は土地の場合は高くても3,000万円程度。
ですから関東から移住してくる方にとっては安く見えるそうです。
無理のない返済で進めていこう
さて、いかがでしたでしょうか?
家づくりは不思議なものです。
どの予算帯においても、ほぼ全員が最初に思っている「全部でこれくらいかかるだろうな」という額より予算オーバーします。
ローコスト住宅で考える人も、大手ハウスメーカーで考える人も最初思っている額よりも実際は高くなるというのが実情です。
毎月返済額の早見表を見ていただいて、心理的な負担のないところで家づくりをすることが一番大事と言えます。
そこから逆算して、この記事で解説した手に入れられる住宅を見てみてください。
PS 心理的にではなく数値で負担のない金額を知りたいなら
あなたの家計において、無理のない借入金額を正確に把握したいということであればマイホーム予算診断サービスをご活用ください。