広がる老後格差、住宅購入が決め手にも

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前回の記事、

 

『資産運用を学びたい方はいますか?』

 

は大反響をいただきました。

 

アンケートに回答いただいた方々、

ありがとうございました。

 

結果を申し上げますと、

約100名(!)の方にご回答いただきまして、

 

その3/4は有料でもセミナーに参加

してみたいというものでした。

 

私のコンセプトとしては、

高度な情報化が進んだこの時代には

 

無料のものには本質的価値がない

というスタンスですので、

 

他のファイナンシャルプランナーがしていない

アプローチで社会に役に立てることを

企画していきたいと思います。

 

その際はまたご案内をさせていただきますm(__)m

 

 

 

30年後、老後格差が広がることは確実

 

 

さて、そもそも私が何故資産運用の

知識啓蒙することを考えたかと言うと、

 

金融リテラシーがあるとないとでは

人生の差が広がるどころか、

 

持っていないと老後はお金に苦労する

確率が大きく跳ね上がっているからです。

 

なぜこんなことが言えるかと言うと、

 

実際日々の仕事をする中で、

相談者の生涯設計プランを作成すると、

最近は”二極化”が顕著に見られます。

 

つまり特に対策なくなんとなく今のお金の

使い方を繰り返していくと、

 

老後に苦労する人が多いことが

データとして事実として問題が

もうそこにあります。

 

具体的には、

”70歳まで働かないと生活が破たんする”

というような収支になることが

圧倒的に多く、

 

国が現在70歳まで働くことを

スタンダードにしようと考えていることは

すべて合点、納得がいくのです。

 

しかし一方では、

お金がありすぎて(貯まりすぎて)

自分では消化しきれない人も、

同じように存在しています。

 

老後は常に5,000万円以上のお金が

安定してある・・・

 

こんな状況ですね。

 

この仕事をしていて思うのは、

余裕がないかあるかの差が極端であり

 

中間でちょうどいい具合の人が

極端に少ないのです。

 

 

 

格差拡大は既に学術的に証明されている

 

 

 

フランスの経済学者ピケティという人がいます。

 

この人が書いた”21世紀の資本”という本は、

かなり大きな反響がありました。

 

世界一受けたい授業などのTV番組でも

やっていたのでご存知の方もいるでしょう。

 

・価格は5,940円

・洋書であり読みやすくはない

・728ページもある

 

読む人のハードルをかなり上げている

本なのですが、

 

こういう癖のある話題書には、

世の中の真実がしっかり書かれて

いたりするわけです。

 

728ページの本をざっくりまとめると

 

”資産運用をする人としない人では今後も

絶望的なほど格差が広がっていきます。”

 

ということでした。

 

つまり世の中の公表されている情報の中で

自らがどの情報を選択するかで、

 

人生のマネープランはほぼ決定

されてしまうことを意味します。

 

そして日本では年金ベースが

事実上減額になることが

確実視されたことから、

 

”自助努力なしでは将来お金に苦労が確実”

 

と先日国から発表があったことを

前回記事にしました。

 

 

住宅ローン金額を誤るととんでもないことに

 

 

このことから言えるのは、

日本ではほとんど人が資産運用を

していませんから

 

いわゆる逆資産運用(負債)である

人生最大の住宅ローン金額を誤ってしまうと

 

その後の人生でのリカバリーの

難易度が上がったことを意味します。

 

国の方針としては確実に、

定年の延長、70歳までの就業継続を

目指している段階にあります。

 

確かに70歳まで収入が読めれば、

そこまで計算に入れてよければ、

机上の収支上は比較的安定します。

 

しかしこれはあくまでも机上です。

 

①60歳以降も雇用があるか

②給与を大きく減額せずに働けるか

③そもそも健康でいられるか

 

これら3つを確実にクリアしなければ

ならないからです。

 

①は日本の人口減少でまだ何とか

なるかもしれませんが、

AIによる仕事減少も確実視されています。

 

②も現状のルールでは大きく減少

することが既定路線になります。

 

③は確率論です。

 

住宅購入はシビアに考えておかないと

破たんするリスクはかなり高まっている

ことを意味します。

 

ローンに縛られる人生は嫌ですよね。

 

今日の話を振り返ると、

 

あなたが借金で手に入れたその富(家)は、

仕組み上、資産運用をする側(資本家)の富に

その瞬間に変化しています。

 

こういったことを書いていくと、

話が難しくなってしまうのですが

 

世の中のルールを知ることで、

見えてくる世界もあり、

 

自分自身がどのように行動すれば

”お金に振り回されず安心して生きていけるか”

その度合いも変わってきます。

 

これって大事だと思いませんか?

 

家を建てる予定の方は当然ながら

無理のない予算を知ることが

大事なわけですが、

 

家を建てない方や、既に弊社のサービスを

利用して家を建てた方にも、

 

何らかの形で関われたらいいなと

思ってここ2週の記事を書きました。

 

色々考えて、また情報発信させていただきますm(__)m

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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