失敗しない家づくりは秘訣は、『○○』の解消!

花火もなくて帰省もできない夏...

コロナウイルスの第2波の影響で、

今年の夏はいつもと雰囲気が

ちょっと違いますよね。

我が家は妻の実家が他県のため

お盆と正月は帰省するのが

家族の一大行事だったのですが、

当然ながら今年は断念です。

楽しみにしている花火もなくて

なんだかしっかり来ませんよね。

あなたの今年のお盆はいかがですか?

そこで我が家では、

家でバーベキューでもやろうと思い

コメリとカインズをはしごして

アウトドアグッズを購入しました。

我が家には図面上「屋上」と表記の

6畳ほどの割と大きなベランダがあるのです。

特に要望したわけではないのですが、

提案されたプランに「屋上」とあったので

当時かなり盛り上がった記憶があります。

家を建ててすぐの時に友達を呼んで

そこでバーベキューをしてから早8年位。

家を建ててもうすぐ10年なのですが

その屋上を利用してバーベキューをするのは

なんと8年ぶり2回目(笑)

当初購入した木製ベンチも完全に

腐敗しボロボロに。

去年ようやく廃墟と化した屋上を

ピカピカに戻したのですが、

このコロナ禍でようやく本来の

使い方が復活したという感じです。

家づくりで失敗しないポイント

planning-3536753_1280

今日はストレートにこの話をします。

家づくりで失敗しない最大のポイントは、

”今までストレスに感じていたことを、新居で解消すること”

に尽きます。

あなたが今一番ストレスに感じていることは何ですか?

例えば私の場合は新築で絶対に

実現したかったことは、

”とにかく冬暖かい家の実現”でした。

当時素人なりに断熱材とかも勉強し

一番良いと思われるものを

採用したのですが結果的には環境的に

イメージ通りの家はできませんでした。

今になって分かったことは

・当時の製品には限界もあった

・求める性能に対して予算が足りてなかった

・性能だけを上げても暖房機器の設置環境が良くないと全然暖まらない

ということです。

当然ながら初めて家を建てた時は

分かりませんでしたが、

2年前に断熱施工に詳しい大工さん

エアコンに詳しい電気屋さんに相談し

部分改修することで概ね解決できました。

結果、家への愛着はより深い物となりました。

今では10年前と比較し高性能な家が

安価で手に入りやすくなっています。

当時は難しかったのですが、

業界の技術革新はすごいです。

みんな感じるストレスを確実に解消しておこう

youth-570881_1280

youth-570881_1280

woman-591576_1280 (1)

家を建てる時はこれまでのストレスを

いかに解消できるかが大事。

・冬寒い

は新潟の鉄板ストレスですが

それ以外に目を向けると、

・収納が少ない

・玄関が狭い

・家事動線が悪い

・脱衣場が狭い

・キッチンが狭い

・風呂がカビやすい

・サッシの結露

・ご近所への子どもの音の心配

・在宅仕事スペースがない

などがよくあるストレスポイントに

なることが予測されます。

これらのお悩みは多くの人で

共通することですから、

優先順位を高めて家づくりで解消した

ほうがいいというポイントです。

最近は住宅価格の高騰もあり

全体面積を縮小してコストダウンを

図るやり方が流行っていますが、

当たり前ですが普通に組み立てれれば

各スペースが狭くなります。

しかし同じ面積でも設計者の腕次第では、

全く快適度は変わりますので、

家事動線の美しさはしっかりと

見比べた方が良いでしょう。

おススメの方法は図面を見た時に、

仮想で住んでみるということです。

ほとんどの人の生活パターンは

決まっていてクセもあるので、

自分がその家でどう動くかを予測し、

ストレスを感じないか念入りに

実際に頭の中で動いてみるといいですね。

図面だけでは分かりにくい方には、

建築模型と3Dを作ってもらい

イメージを固めていくのも良いでしょう。

優先順位の高いものに予算を振ろう

priority-4297708_1280

間取りをしっかり考えることは別に

お金が多く掛かることではありません。

これは単に打ち合わせの密度と

あなたが要望を正確に伝えられるか

設計者があなたの意図をくみ取れるか。

これに尽きます。

家づくりはつくづく設計者の腕が

大事だと思うのですが、

やはりあなた自身もやりたいことが

明確であった方がいいのは間違いありません。

・どんな動線を期待するのか

・日常的にどうい
う動きを今しているか

・今あるストレスは何なのか?

・新居でこれが作れればストレスは大きく軽減できるという点は何か?

じっくり考えることは少し大変で時間が

かかるかもしれませんが、

この作業を怠らずしっかりすることで

家づくりの満足度は格段に上がるでしょう。

それより先に、

・バーベキューができるスペースが欲しい

・デッキが欲しい

・お風呂から植栽を眺めたい

という新築でやってみたいことシリーズ!

から要望を固めてしまうと予算が

大きく超過してしまいます。

予算が潤沢にあれば別ですが、

そうでないと肝心な住み心地の部分に予算が回らず

建てた後に失敗したなあと思ってしまいがちです。

我が家の8年間ほとんど使わなかった

「屋上」スペースがいい例です。

実は多くの方が設置するデッキも

意外と使っていない人が多く、

物によって劣化も早いため管理に頭を悩ます

というのも建てた人あるあるです。。。

まとめますと

失敗しない家づくりの秘訣は、

なんとなくである憧れの実現よりも、

今あるストレスポイントを確実に

解消していこう!

これです。

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

関連記事