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ほとんどの方が見誤る!?家づくりの工程とスケジュール

今日のお話は、家ができるまでの現実的な時間軸です。

世間は卒業シーズンで春休み。

新潟は緊急事態宣言が出ていないため街には人手が目立つようになりました。

お店にある検温計なんかも一応設置してあるだけで体温を測定する人もだいぶ少なくなってきた印象があります。

前は検温しないと入場できなかったユニクロとかもかなりゆるくなりましたよね。

世間は油断ムードが出てきているのですがこのままコロナが収まってくれるといいなあと心から思います。

さて春というのは学校や職場での大きな節目となります。

子どもが小学生になったり

異動が決まったり、

大きく動き出す季節です。

日本は年度区切りが節目となるため家を建てる人も3月完成を目指す方がとっても多いのです。

今現在家づくりを考えている方も、来年2022年3月完成を漠然と目指している方が多いのですが多くの方が

「まだ1年間もあるから余裕でしょ!?」

と思われています。

実は、そんなことはありません。

家が建つまでの標準期間をまずは知っておこう

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ところであなたが住宅会社と出会ってから家が建つまでに期間ってどれくらいかかるか知っていますか?

業界ではこれを『リードタイム』といいます。

出会いから着工まで6か月。

出会いから完成まで10か月。

これらが大手住宅会社が計算している標準期間となり各社営業戦略を立てていきます。

業者目線で行けばなるべく時間をかけずに完成までいけば売り上げの効率的に上がっていきます。

しかし急ぐあまり打ち合わせの密度が下がるとクレームにもつながってしまいます。

そのバランスの取れている時間が、

・出会いから着工まで6か月

・出会いから完成まで10か月

という時間になります。

最近はセミオーダーの定額制規格住宅も増えてきています。

それはリードタイムの短縮による経営効率化の話に繋がっているのです。

間取り指定の規格住宅商品であれば出会いから完成までの期間をさらに1,2か月短縮することも可能でしょう。

あなたも完成目標時期がある場合はまずこの期間を頭に入れておきましょう。

ここにプラスして土地探しの方は土地探しでかかった分だけ時間がかかっていきます。

仮に1年後完成を目指すには!?

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建売住宅や中古住宅などを購入する方は売りに出ている物件を購入すればいいのでまだまだ時間的な猶予があります。

極端な話、あなたの期日までに買えば間に合うわけです。

しかし注文住宅を建てることを考えている方は思った以上に時間がかかるかもしれないことを知っておきましょう。

土地探しをしている相談者さんから

「いつまでに土地を決めなければならないのか!?」

という質問をよくいただきます。

スケジュールを逆算してみましょう。

仮に1年後の2022年3月に完成までいくのは、新築住宅の一般的な工期を見ると4か月は見ておきたいところです。

11月:基礎工事開始

12月:上棟(屋根がかかるところ)

1~2月:内部工事

3月:完成

こんな感じで進むため10月中には図面が完璧に確定している必要があります。

10月に図面確定をするには、通常であれば3か月ほどは打ち合わせ時間を取りたいところです。

そうなると、8~10月が設計期間だとすると、7月末には土地が決定していないと厳しいといういうことになります。

先ほど書いたリードタイムに照らし合わせてみると、住宅会社とは6月に出会っていないと3月完成には間に合わないという点からも大方合っていますね。

ちなみにこのスケジュールはかなり順調にいった場合です。

例えば大雪で工事が遅れてしまうと11月着工だと間に合わない可能性もあるし、見積が思うように折り合わなくて設計期間3か月をオーバーしてしまうとその時点でも工期が苦しくなります。

ただここに挙げたスケジュール例は工事枠に余裕がある比較的大手の住宅会社であるケースです。

この場合は、土地決定が7月末くらいであれば2022年3月完成は間に合う可能性が高いということです。

しかし打ち合わせがもっと密になり工期もかかる完全たる注文住宅は全く別な話になります。

完全注文住宅のスケジュール感

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完全注文住宅の場合は、設計期間に思った以上に時間がかかったりそもそも工事期間が5~6か月かかったりということのほうが一般的です。

設計で2か月、工事で2か月余裕を見ると10か月+4か月の14か月となります。

出会いから完成まで14か月というのは過去の相談者の実例を見ても、極めて現実的といえるでしょう。

家づくりってあなたが思っているより時間がかかります。

また人気の工務店については工事可能枠の状況次第でさらに待つこともザラにあります。

年間で建てる棟数を決めていて高いクオリティを維持するという目的であり、順番の列に並ぶこともあるかもしれません。

完成時期を無理に急ぐ必要はないのです

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このような現状を総合すると、建物でこだわりたいところが多い方については無理にスケジュールを決め過ぎない方が良いように思います。

最低でも完成までの期間を14か月は見ておきたいですね。

急いで決めて土地も建物も妥協することになるのは個人的にはオススメできません。

妥協したからといって住宅ローンはそれほど大きく変わるものではなく返済のモチベーションを考えると「割に合わないのでは!?」と思ってしまいます。

もし学区の縛りがあるようであれば最悪間に合わなければ学区内のアパートへ引っ越してやり過ごす、といった方法も全然アリだと思います。

アパート費用がもったいないのは事実ではありますが、急いで買って土地で妥協し、建物も工期に合うところという条件で絞り込んで探し

本当は別なところで建てたかった...

となるとやっぱり後悔すると思います。

もしそういう気持ちになってしまうとアパート代なんて安いもんだったなと誰もがなるものです。

家って建ててからでないとそういう後悔に気付くことができません。

勢いで走りすぎるのはよくある失敗談の典型なのであなたが該当しているかもしれないと

ハッと思ったら一度歩みを止める勇気も必要でしょう。

そういうことを考えると、家が欲しいなと思ったら、2年後くらいに建っているくらいの感覚であれば無理がないように思います。

もちろんその期間に良い出会いがあって早まるのはいいのですが、

完成目標までに時間がなさすぎて急いで決めてしまうのは危ないということです。

PS

家づくりのスケジュールを円滑に進めていきたいという方は、まずは初めに予算設定を決めてスタートすることが第一です。

土地と建物にかけられる金額を始めから知っていれば、後に決断をするときに他の人よりもスピード感を持って進められ、土地の争奪戦や住宅会社の決定も優位に進められるでしょう。

無理のない予算は、マイホーム予算診断サービスで知ることができます。

昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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