今から5.6年くらい前・・・
とても流行っていた住宅ローンがあります。
明らかに有利だったため、
住宅会社も積極的にその商品を
進めていたのです。
私が住宅営業をしていた時も
半分以上の方が一時期その
住宅ローンを申し込んでいました。
それは何かというと、
”フラット35”という
完全固定の住宅ローンです。
住宅ローンの金利が最後まで
変わらないことに加えて、
最初の10年間の金利をさらになんと
”1%”
も引き下げをしていたからです。
今はフラット35の金利が下がったので
1%も引き下げをしてしまうと
ほぼ0%になってしまうことから
引き下げ幅は最初の10年間が0.25%
のみとなりました。
しかしここにきて・・・
来るか追加金利引き下げ
消費税が10%になったときに、
個人最大の消費である住宅購入が
冷え込まないように、
年末に向けていま優遇策を
どうするかを国が揉んでいます。
個人的な予想では、
結構のインパクトなものが
来るのではないか!?
と見ています。
その一つにあるのが、
”フラット35の金利引き下げ”
です。
というのも、
”消費税率引上げに伴う需要変動への対応”
(むずかしい言葉ですね)
という公的な文章の中に、
”住宅金融支援機能の金利優遇”
※フラット35のこと
を検討するという文章が
織り込まれているからです。
今は高性能住宅に限って
(といってもクリアするのは
そんなに難しくない)
最初の10年間の金利が0.25%
引き下げになるのですが、
さてこの幅が拡大するのかは
注目に値するところです。
少し前は金利引き下げ幅が0.6%だった
フラット35の金利は、
特別優遇で引き下げ幅が
1%だったものが、
0.6%まで縮まり今は
0.25%まで縮まりました。
となると考えられるのは、
0.25%の金利引き下げが
このまま延長されるというのが
最も無難なシナリオとなります。
0.25%の引き下げだと、
変動か固定か悩むところで、
表面的な安さから変動金利を
選ぶ人の方が多い現実は
今と全く変わらないかと思います。
しかしこの引き下げ幅が、
0.25%より大きくなって、
例えば引き下げ幅が
0.5%くらいになったら
固定のシェアが大きく盛り返す
ことが予想されます。
ゼロベースの人は年明けまで待とう
消費税増税後の緩和措置が
具体的に発表されるのは12月。
今既に計画を進めている人は
そのまま進めてしまった方が
良いですが、
まだゼロベースの段階にいる方は
色々の発表を見てから今後の
戦略を組み立てていった方が
良いでしょう。
5%→8%の時もそうでしたが
『世帯収入が高くて、住宅ローンをたくさん借りる人』
は総じて増税後が有利になる
可能性が高いです。
2,500万円の家を買うと掛かる
消費税増税分2%は50万円ですが、
この50万円を一撃で吹き飛ばす
大胆な発表が来る気がして
なりません。
今のうちからお得に住宅購入を
するために準備をしておきたい方は
まずは無理のない自分たちの借入額を
知っておくことをおすすめします。
消費税でお得どうこうではなく、
そもそもあなたにとって無理のない
範囲内で買うということを
忘れてはなりません。
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保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。