世界のお金持ちは、何を考えているのか?
そのヒントを探りに先日、
東京丸の内へお金の勉強に行ってきました。
”ピクテ”というスイスの会社で
お金持ちの資産を預かる巨大な
資産運用会社です。
世界のお金持ちたちは、
きっと株とかで運用しまくって
増やしているだろうな...
とも思っていたのですが、
実際はそうとも限らないようです。
この講演で一番ためになって
この記事を読んでくださっている
あなたにお伝えしたいことは
「攻める」よりも「守る」
とにかくこのことを
世界のお金持ちたちは考えている
ということです。
つまり、
”いかに減らさないか”
を何よりも大事にしているということです。
資産運用で夢を狙いすぎる人々
昨今つみたてNISAやiDeCoの相談を
受けることも私も増えてきましたが、
本やネットで情報収集をしている人は
総じてリスクを取りすぎている傾向が
あります。
大化けすれば資金が3倍、4倍になる
可能性があるものの、
20年後25%の確率で元本割れする
可能性もある。
相談者の方の多くはこんな感じで
NISAなりiDeCoなりをやっている
ケースが目立ちます。
この話を直接すると、
「え?!」
となる方が実際多く、
それはつまり
・自身の運用状況をよく理解していない
・想定以上のリスクをとってしまっている
こんな感じになっているのです。
「思っていたのと違う。」
こういうわけです。
自分のお金が安心して運用できない
ようであればそれは資産運用とは
呼べるものではありません。
富裕層に学ぶ”守り”の意識
日々の家計でその”守り”を
どうやって取り入れたらいいのか?
ここに家計を安定化させるヒントが
ありそうです。
”守る=想定外のことでお金を失わない”
というふうに解釈していくのであれば、
”保険”の活用が有効そうです。
といってもそれは生命保険のこと
ではなくて一例として、
住宅ローンを組むときに
金利上昇による予想外の損失を
発生したいことを防ぎたいのであれば
金利を保険を掛ければ良いのです。
その方法は、
【完全固定金利のローンを組む】
これだけです。
人生最大の借金であるローンを
コントロール化に入れておくのか?
コントロール化に入れておかないのか?
家計においても家計を運営する
日々のメンタルにおいても
大きな差が出てくるでしょう。
自覚なしに”攻め”シフトになっていないか?
住宅ローンは、
”少しでも”余計な利息を払わずに
済む可能性にかける
”変動金利”
を選択し、
資産運用(NISAやiDeCoなど)は
”少しでも”お金の増える可能性がある
株式多めの配分にする。
このような選択をしている人が
大多数ではありますが、
それは最も良い可能性があることへの
”期待”
”希望”
”願望”
の表れでもあります。
もちろんこれがベストシナリオに
なる確率もありますが、
それは”賭け”です。
安定した高収入があれば、
その賭けに失敗したとしても
何の問題もないのでそれでも
かまいません。
しかし今の時代は、
そんな人はあまりいません。
一度失ったお金を取り戻すのは、
思った以上に大変です。
例えば、
100万の株が25%下落したら、
【100-25=75万円】
となりますよね。
元の100万に復活させるのに、
25%の上昇力で足りるでしょうか?
【75×1.25=94万】
となり足りない計算になります。
25%の損失を埋めるためには、
【75×1.33≒100万】
が正解でただ元に戻るだけでも
より多くのパワーがいるのです。
多くの場合、
このように損失を取り戻すために
必要な上昇力を過小評価しています。
家計で言うと、
金利上昇で発生した損失、
資産運用で発生した損失を
収入で補う必要があります。
しかし、損失以上に実際は、
強い上昇力が必須となれば、
現実的には厳しいですよね。
世界のお金持ちはこれを理解し
得たお金を減らさないために
リスクに備えていて、
お金を減らさないから
コツコツと確実に増やしていくことが
できている。
だからお金持ちになる。
これはお金持ちに限らず一緒です。
あなたは仕事から得たお金で
家計をどうやって守っていきますか?
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保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。