GWいかがお過ごしでしたか?
私は後半の5月3日~6日まで四連休でした。
せっかくの連休。泊まりで遠出もしようかな~と考えていました。
ですが、楽天トラベルでホテルを検索してみると「…」という感じの料金設定。
去年もGWに県内に1泊しにいったのですが、同時期・同内容とは思えない価格高騰。
こんなにお金を使うのなら、近場で外食でもして楽しく過ごそう!となりました。
ですが、いざ連休が始まると「外食も混んでるしな…」
外食に行ったつもりで良い食材を買って、家で楽しくやろう!とどんどん予算縮小の方向(笑)
実際我が家のGWはこんな感じでした。
3日 | 住宅関連のイベントに家族で参加 新しくなった新潟駅で買い出しをして自宅のバルコニーでバーベキュー |
4日 | 天気がいいので大きな公園へ。 バルコニーでたこ焼きパーティー。(一度アウトドア用のテーブルと椅子を出したら撤収するのが面倒なので) ※一戸建てでダイニングとは別に食事をとれるスペースがあると実際いいものです。特別感が出ます |
5日 | おにぎり持って家族で山登り |
6日 | 午前中子どもと公園&週明けに向けて買い出し。 午後は疲れたので親は休憩、子どもはゲーム |
画像引用元:新潟日報デジタルプラス 「公園にお城が出現!? 山の下みなとランド(新潟市東区)がリニューアル」
総括として、「お金…使わなかったな」という感じです。
コスパ重視で似たようなGWを送った方も多いのではないでしょうか?
周りをみても、とことん節約志向。景気がいい感じが全くしないなと思ったのでした。
節約志向から抜け出せないのはなぜ?
今年はいろいろな指標的には景気がいいはず。
なのですが、なんかちょっと重くズシーンとした感じが抜けないような気がしませんか?
お金を使うことに抵抗があるというか
NISAやiDeCoも支出に含めると、それ以外の余裕がなくカツカツ
…みたいな、なんとなく変な雰囲気。
NISAは自分の未来のための投資。
ですが、年金の不足分を補う自分年金の原資みたいなもの。
そのため、給与からの控除とあまり変わらないみたいな感覚になってきています。手取りが減るような感覚でしょうか。
こういったことも節約志向の一因であると思います。
そして1ドルが一時160円をつけて円安が止まりません。
そのため輸入に依存する日本では日用品の物価上昇も歯止めが利かない。
例えばオレンジジュースが爆騰。
モスバーガーでも+40円とコーヒーや紅茶より大きく値上げしました。
ちなみに市場では、国産で賄えて値段が上がっていないリンゴジュースの売れ行きが好調らしいです。
オリーブオイルも不作と重なり爆騰しているようですね。
スーパーに行くとあらゆるものの価格高騰や、内容量の減少が手に取って分かります。
カップラーメンやコンビニ弁当もどんどん値上がり。
板チョコやカントリーマアムも小さくなり、ポテトチップスもずいぶん減りましたよね。
これまでと同じ買い物をしていてもお金が減るスピードが速いのです。
これも節約志向マインドの一因となっていることは間違いありません。
2024年も上がる住宅価格
住宅業界も例にもれず建築材料(原料)は輸入依存です。
各社の家の見積もりを見ていても定期的な資材メーカーから価格見直しが入ります。
いまだ、住宅価格はじわじわ上がりつつある状態です。
住宅会社としても、ただただ値上げするわけにはいきません。
買い手の予算帯に合わせていく必要があります。
そのため、住宅業界でも色々と価格を抑える工夫をしています。
コスパ重視の規格住宅
住宅業界ではもっぱらコスパが重要視されています。
特に規格住宅では
・家の形は決まっている
・選択できる設備のメーカーに制限がある
・耐震や断熱性能はある程度しっかり作られている
そんな、性能はある程度キープしたまま価格を抑えているものが今年は特に売れています。
価格にすると、2,500万円~2,700万円です。
大きさも抑えてあるので、家族4人がひろびろと暮らす…には余裕があるわけではないが、狭いわけでもないサイズ感。
ただし収納量がやや不安ありなので、モノが多い人は注意です。
居室を犠牲にして収納や家事スペースを大きくするかはその人次第となるでしょう。
家を建てる、というと注文住宅は根強い人気。
・もう少し予算に余裕がある
・決まった形や制限のある間取り・デザインが嫌
・家にお金をかけても良い
そう考えている人は、やはり注文住宅を検討をします。
注文住宅でも、やはり各社価格を抑える努力をしています。
注文住宅は量(広さ)より質で価格を抑える
こちらのほうは、食品で言うところの容量減少で価格を抑えています。
一般的には自由に要望を伝えていくと、家の大きさは35坪(115.5㎡)くらいになることが多いです。
これくらい大きいと住みやすく、ゆとりがあり理想的です。
しかし注文住宅の昨今の相場は坪単価100~120万。3500万オーバーになってしまいます。
そのため家の大きさが30坪を超えることは珍しくなってきました。
容量をコンパクトにして量より質を重視する。
それで建物価格3,000万円前後ラインを意識して計画する。
これが注文住宅の近年のトレンドとなっています。
・フル注文住宅で耐震や省エネ性能が最先端のものを希望
・予算3,000万円前後におさめる
そのためには建物の大きさは27~28坪程度となります。
実際、このあたりが規格住宅では満足できない方の着地点となっています。
どちらにしろ
2020年のコロナ前後に家を建てた人
それ以降の人
この時期を境に家のサイズ感が大きく変わっています。
タイミングによってこれほどまでに家のサイズ感が変化した分岐点は、過去を遡ってもないのではないでしょうか。
節約のために賃貸は正解なのか
これから家に建てようかも迷っている。
というあなたは家の価格の情報にはきっと敏感なはずです。
展示場やショールームに行くと「思っていたより高いな」と思う場面がほとんどでしょう。
「じゃあ、家を建てるのをやめようかな」となっても、やっぱり賃貸だと何かと不自由は感じてしまいます。
特に子育て家庭であれば、居室の大きさの問題が深刻です。
立地の良い広い賃貸へ引っ越そうなら家賃が大きく上がってしまいます。
物価上昇の現在では家賃も当然ながら上昇傾向にあります。
それもそのはず、大家さんだって建物を維持管理するためのコストが物価上昇で大きく増えているのです。
家賃が安さを重視すると、スペースの狭さや古さ、立地など何かに大きな妥協が必要です。
それを我慢できない場合は、賃貸においても住居費コストは当然年々上がっていくことになります。
海外では家賃の上昇が深刻になっているところが目立っています。
良い場所に引越したからではなく、今住んでいる賃貸住宅の家賃が上がるという問題です。
例えば、年末ロンドンでは家賃の平均は月2627ポンド、日本円でおよそ47万円。2022年の同じ時期より、12%値上がり住まいを追わるる人がNHKで取り上げられました。アメリカでも毎年値上げ中。
日本ではまだそこまでの状況は起きていませんが、完全に他人事とは言い切れません。
価格高騰中にも住宅購入のメリットはある
賃貸の家賃値上げを考えると、「家の値段が上がったから、マイホームは損」とは言い切れなさそうです。
マイホーム所有のメリットは、今の物価で固定できることにあります。
のちの修繕費は時々の物価に連動しますが、初期の建物コストは立てたときの物価に固定されます。
このあとも物価上昇が続いていくという未来を予測するなら、今のお金の価値でマイホームを購入するという選択肢もありという考え方でもできます。
【今の家の価格&固定金利の総返済額】があなたの家計で許容できるようであれば、返済リスクそのものは明確に計算できます。
もしあなたが物価高騰で家づくりを躊躇しているという状態であれば、一度新潟住まいのお金相談室に相談してみてください。
あなたにとって買う・買わないのジャッジをするためのお手伝いが可能です。
この住宅購入ルールを知る前に、家を買わないでください
・私が自宅購入で1,000万円損しかけた実例
・住宅ローンを金利の低さで選んではいけない理由
・なぜ住宅会社や銀行が勧める住宅ローンを組んではいけないのか?
・(保険屋さんが絶対に教えたくない)生命保険のお得な入り方
・住宅展示場や完成見学会に行く前に、絶対にやること
・住宅購入で将来赤字になる家計を黒字転換させた改善点の具体例
・住宅購入後も住宅ローン返済の不安なくお金が貯まる家計を作る方法
などなど、
今まで対面セミナーのみでお伝えしてきた、新潟で家を建てる多くの人が知らない
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保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。