簡単に住宅をコストダウンするアイデア

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夏季休暇を利用して家族で仙台の

イケアに行ってきました。

 

新潟を10時頃出て途中に福島の

磐梯山SAで1時間くらい休憩して

着いたのはだいたい15時。

 

まだ道路は渋滞する前で快適な

ドライブでした。

 

イケアに行きたいと思ったのは

先日のブログにも書いたのですが、

 

事務所を改装しようと思っていて、

8畳間に家具や配置すると

 

どういうサイズ感になるかを

体感してみたかったというものです。

 

8畳というのはやっぱり結構狭い...

 

打ち合わせスペースと

ワークスペース2つを全部部屋に

設置したいと思っていても

結構難しいサイズです。

 

そのため何かを大幅に妥協する

必要があるわけなのですが、

 

図面とにらめっこするよりも

実際のスペースを目視することで

大きく見えてきた点がありました。

 

結果、打ち合わせテーブルと

私の作業スペースを兼ねてしまおう。

 

こういうアイディアに落ち着きそうです。

 

 

住宅をコストダウンするアイデア

 

 

ところで家の金額って何に比例

するかを知っていますか?

 

いろいろあるのは間違いないのですが

特に大きな要素を占めるのが

”家の広さ”です。

 

建売住宅や規格住宅なんかは、

 

【24坪タイプ】

【28坪タイプ】

【32坪タイプ】

 

みたいな感じで分かりやすく価格が

ついていますよね。

 

当然ながら少しでも狭い方が、

価格が安くなるからです。

 

使用する材料が減るというのが

最も大きなところですが、

 

住宅の見積もりはあらゆる項目が

 

【単価×㎡(坪)数】

 

で計算されるため面積が小さければ

金額は比例して下がります。

 

 

なんとなく広くするのはもったいない

 

 

イケアを見て思ったのは、

スペースを有効活用する家具雑貨が

結構多かったということです。

 

ダイニングテーブルも、

なんとなく4人掛けで広めなものを

選択したくなりますが、

 

実際小さめのサイズを選んでも、

実用的にはそんなに違いはありません。

 

例えば、

幅150㎝×奥行80㎝×高さ70㎝の

テーブルは無難なんですが、

 

実物を体感すると、

幅130㎝×奥行80㎝×高さ70㎝でも

全然いけたりします。

 

幅は狭くてもいけるけど、

奥行が短いのはきついな...など

体感すると分かるものです。

 

こういった小さな検討が、

家を小さくしても狭く感じない

効果を生んでくれます。

 

兄弟の性別が一緒であれば、

子ども部屋1つ案だって、

いけてしまいます。

 

イケアには子どものテンションが

上がりそうな二段ベッドが

たくさんありました。

 

我が家も狭小住宅で子ども部屋が

一つの子どもが2人なので、

二段ベッドはいずれ必須アイテムです。

 

年齢が3歳差であれば、

せいぜい中~高の6年間くらい

兄貴に我慢してもらえばいい話なので、

 

この6年間のためだけに、

住宅コストを増やさないという

選択もそれもまた一つです。

 

 

めっきり減った子ども部屋学習

 

 

子供部屋の話題になったので

少しそのまま続けますが、

 

先日5年前に家を建てたお客さんの

自宅を訪問したところ、

興味深いお話をされていました。

 

お子さんが有名国立大学に進学された

ということを教えてもらったのですが

 

このお客さんは3兄弟で子供部屋を

3畳×3のかなりミニマムサイズで

設計されていたことを思い出しました。

 

「子ども部屋で勉強していたのですか?」

 

と聞いたところでそうではなく、

近くのカフェでずっと勉強を

していたそうでした。

 

自転車で行けるくらいのところに

スタバなどのカフェがあれば、

確かにそれはいいなと思ったわけです。

 

カフェでなくても公民館や図書館でも

いいわけですよね。

 

家づくりを進めていくと

子供部屋の大きさはコストに

直結するところがあり、

 

全体的に夫の書斎と並んで、

削減重点項目みたいになって

しまうのですが、

 

部屋の広さを削減することは

学力の面では問題にならないと知り

我が家も胸をなでおろしました。

 

※お客さんのお子さんが優秀だけ

だったかもしれませんが(汗)

 

今日の記事で言いたかったことは

 

なんとなくの希望要望で

 

”家が膨張していないか?”

 

をしっかり確認する価値が

あるということです。

 

予算が無限にあるのであれば

問題ありませんが、

 

限られた予算内でできることって

実はいろいろあるのです。

 

家を建ててから少しでも住宅ローンに

苦しみたくないという方は、

 

こういった検討の積み重ねがとっても

大事なこととなります。

 

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昆 知宏
新潟住まいのお金相談室代表。新潟の住宅会社の営業マンとして働いた後、売り手の立場ではなく買い手の立場に立って住宅購入の相談ができる場所を作る為に独立した。

保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。

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