2021年は家を建てるにあたり神タイミングになるかも...?
と、先日記事に書いていたのですが
2021年の目玉となる住宅ポイント制度が
正式に発表となりました。
・新築最大40万円相当
(リフォーム最大30万円相当)
※一定の条件を満たす場合、
新築最大100万円相当に引き上げ。
という文言で決定です。
・13年に延長された住宅ローン減税
・最大50万円の住まい給付金
とも併用ができますので、
2021年に家づくりをする方は、
トリプル取りが狙えることになります。
ここで一番に気になるのは、
どういう住宅が対象になるかと
最大100万円はどういう方が対象に
なるかですよね。
まずはそこから見ていきましょう。
グリーン住宅ポイント制度の対象住宅
今回の記事は新築にフォーカスして
書いていきます。
対象住宅は大前提として、
『省エネ基準』を満たした住宅になります。
①高い省エネ性能などを有する住宅
・認定長期優良住宅
・認定低炭素建築物
・性能向上計画認定住宅
・ZEH(ゼロエネルギー住宅)
①は具体的にはこれらの住宅を指します。
どういう家をがどれに該当するかは
あなたがこれから検討する住宅会社と
じっくり打ち合わせが必要ですが
長期優良住宅基準の家は割とよく見かけます。
高すぎるハードルというわけではなく
性能を重視して家を建てれば該当
することはできるでしょう。
この場合は基本ポイントとして、
40万円ポイントが付与されます。
※特例で条件を満たすと最大100万円ポイント
②省エネ基準に適合する住宅
・断熱等級4かつ一時エネ等級4以上を満たす住宅
②は上記を満たす住宅となり、
この場合は基本ポイントとして
30万円ポイントが付与されます。
※特例で条件を満たすと最大60万ポイント
どちらを狙っていくのかは
具体的な住宅会社との打ち合わせの中で
メリットのあるほうを選択されると
良いでしょう。
最大100万ポイントに該当するには...?
さあ、では肝心な100万はどう狙えばいいのか?
特例の条件とは何かを見ていきましょう。
まずは性能においては先ほどの通り
「高い省エネ性能などを有する住宅」
となります。
ここは住宅会社と打ち合わせの上、
狙うのであればクリアをすべき項目です。
次の特例条件を見ましょう。
条件は4つあり、いずれかに該当すればよいそうです。
①東京圏からの移住
②三世代同居仕様である家
③多子世帯※18歳未満の子どもが3人以上いる
④災害リスクが高い区域からの移住
これを見る限り、
新潟で家づくりを考えている方が
該当しそうなのは、
②三世代同居
③子ども3人以上
になりそうです。
②三世代同居については、
キッチン、浴室、トイレまたは玄関のうち
いずれか2個以上確認できることが条件。
③多子世帯については、
2020年12月15日時点またはポイント発行時点に
おいて子ども3人以上が確認できる書類の添付。
※住民票など
となっています。
個人的な感想としては思ったよりも
100万ポイントは該当する人が
少なそうだなという印象です。
三世代同居や子どもが3人以上いる世帯に
とってはラッキーでしたね!
という感じですね。
そうでない場合は住宅の性能に応じて
30~40万ポイントを狙いにいくという
感じとなります。
それでも大きいですよね。
もらったポイントについては、
・家電製品や日常用品に交換する
・新たな日常についての追加工事に充当
とのことです。
「新たな日常」とは、
・ワークスペース設置工事
・音環境向上工事
・空気環境向上工事
・菌、ウィルス拡散防止工事
・家事負担軽減工事
になるらしく要はコロナ対策、
テレワークシフトの工事ですが、
エアコンの設置もそうだし、
家事負担軽減で何とでもなりそうなので
実質ポイントは家具家電交換よりも
建物代金からの値引きとして
使われることになりそうですね。
いつからグリーン住宅ポイントは始まるのか?
実はいきなり詳細が発表になり、
いきなりもう制度はスタートしました。
2020年12月15日から2021年10月31日までに
契約を締結した省エネ建物が対象です。
すごい唐突ですよね。
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ただまだ詳細は煮詰まってなくて
・制度WEB動画 2021年1月公開
・事務局 2021年2月開設
・対象商品の公募 準備が整い次第
・ポイントの交換 準備が整い次第
開始時期は2021年2月頃予定。
となっています。
なので12月15日以降の契約者が対象で
家ができるのは春くらいの人たちを
想定に入れている形です。
住宅ポイントは過去にも似たような
ものがありだいたい同じ時間軸で
いつも進められています。
今回の場合は家具家電の交換という
面倒なやりかたではなくて
「新しい日常」に該当する工事に対しての
ポイントの活用にシンプルになりそうですから
実際のところはあなたの表面上は
”エアコンサービス”みたいな形になりますね。
ここにさらにプラスして、
三世帯同居や子ども3人以上は
ボーナスとして家事軽減グッズや、
家具家電をつけちゃいます!
こんな出来上がりになりそうです。
ただし住宅ポイントは予算が決まっており
全員該当ではなく基本的には早い者勝ち。
過去の傾向からしても終盤には
予算消化するケースもあるので
そこだけはご注意ください。
PS
目先のポイントに飛びつくのではなく
『そもそも返済の不安なくそのうえで、
取れるものは確実にゲットしていきたい!』
とあなたがお考えであれば、
新潟住まいのお金相談室の
ぜひご利用ください。
保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。