先月から家づくり相談を一緒に行っているOさんと、
長岡市の完成見学会に行ってきました。
お金の事だけではなく土地選びや、住宅会社選びにとても熱心な方で
私もとってもやりがいがあり充実した毎日です。
こういうふうに仕事をしていると本当に独立してよかったなと最近思います。
そんなOさんを私からお誘いをしてとある会社の見学会へお連れしました。
なぜかって?
ここまでOさんとのやりとりを重ねてきた中で、
きっとその工務店と相性がいいだろうなと思ったからです。
工務店の設計や暖房計画に対する考え方。
建築に対する想い。そして工事への自信。
どれをとっても素晴らしい会社で、
「私がもう一度家を建てるならきっと候補にあがる」
こう思う会社です。
そんな会社の見学会に行っていろいろみなさんのためになる
情報がありましたのでシェアしたいと思います。
高気密高断熱=暖かい家ではない。
高気密高断熱の家って言われるとなんだかすごいと思いませんか?
でも実はもうそれって普通なのです。
性能アピールでよくある次の3つの理由。
これだけでは全然、暖かい家にはなりません。
「国の断熱基準数値をクリアしています。」
「樹脂とアルミの複合サッシを使っています。」
「ペアガラスを使っています。」
チラシなどでもよく見かけますが、このくらいのスペックは
いまは当たり前になりました。
高気密高断熱も当たり前の時代です。
完成見学会の暖かさはあてにならない。
見学会にいって、新築ってやっぱりあったかいよね。
早く家が建てたい。
寒い冬場は特にこんな気持ちになります。
しかし、その暖かさ。
じっくりチェックが必要です。
なぜなら、暖房器具をフル稼働しているケースが多いからです。
商業施設は、高気密高断熱でなくても暖かいですよね。
それは暖房器具を過剰に使っているからです。
いまあなたが住んでいるアパートだって暖房を「強」にして1時間もつけておけばかなりあったまりますよね。
どんな家でも暖房器具をフル稼働させれば暖かい。
必ずしもその家の性能とは比例しません。
肝心なのは燃費(ランニングコスト)
なので、できるだけ少ないエネルギーで効率的に
暖められる方法を考えてみることをおすすめします。
1年前に家を建てた知人のWさんの実話です。
高気密高断熱の住宅で念願のはじめての冬を迎えた。
床暖房もあるしこれで今年の冬はあったか生活。
こんな感じで床暖房とエアコンをフル稼働して暖かい冬になりました。
「家を建ててよかった〜」
心からそう思いました。
しかし、翌月の電気代金を見てびっくり仰天。
電気代50,000円
あまりに高額なので、建築会社にそんなの聞いてないよと
電話をしたWさん。
でも建築会社も別に悪い事をしたわけではありません。
暖房計画をきちんと考えない家はそういうものなのです。
住宅ローンとあまり変わらない電気代にびっくりして、
暖房を節約するようになってしまい冬暖かいライフは
一瞬で終わってました。
リビングを吹き抜けにしたWさんは本気で吹きぬけを
塞ぐことを検討していました。
冬場の暖房計画は後悔が残りやすい
なぜ、こういうことを書いたかというと、
私自身もう一度家を作れるなら暖房計画だけは
やり直したいなと思っているからなのです。
冬場できるだけコストをかけずに部屋を暖める方法は
いまではたくさんあります。
これは冬になったときには切実な問題です。
真冬の電気代を20,000円くらいで乗り切れるかって
けっこう重要です。
なぜならあまりに高すぎると家計にも大きな影響を
及ぼしてしまうからです。
毎月の固定支出の代表である光熱費はしっかり事前に
考える事も家づくりの成功につながります。
最後に。
「高気密高断熱だから暖かいです。」
これだけの理由の場合のときはちょっと考えたほうがいいです。
これからの時期の見学会。
納得いくまで暖房計画のことをぜひ聞いてみてください。
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元住宅会社勤務のファイナンシャルプランナーが
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保険や住宅を売ることを目的にしない住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、100%顧客サイドで顧客の理想とする家を安心・納得して買えるようにアドバイスを行う。そのスタイルが支持され、新潟県全域から年間100件以上の相談依頼を受けている。